真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

矢野沙織さんの発言から、原発事故共に生きるこの時代の生き方についての僕の考え

矢野沙織さんの発言が物議をかもしているそうだ。

沖縄在住の彼女は、福島から野菜を売りにきている農家の人の前で、「福島県産か」といったそうだ。「軽卒」な発言であったと思う。
ただでさえ売り手はナーバスになっている。ほとんど売り物とならない作物の中で、本当に色々検査をしてパスした一応は安全な野菜を売りにきている大変な苦労に対し、福島県産か、という一言はあまりにも無神経だ。だが、無論彼女はそこまで考えての発言では無いだろう。弾みでつい出てしまった言葉だと思う。しかしその後その農家の人は、彼女を諭すべきであり、単に感情的になったというのであれば、農家の人も負けだ。その後の応酬を、ニュース等で見る限り喧嘩両成敗といってよい。


その後の、彼女のブログでの発言が物議をかもしたそうだ。

彼女は放射能の含まれた食べ物を一切口にしたくないとのことだそうだ。
放射能の恐怖から沖縄に移住したそうだ。
そういった旨と、自分の放射能に対する考え方とプロテクトの方法を、ブログにアップしたのであろう。

彼女がそういう選択をしたことは全くもって非難に値しないと僕は思います。
自分自身がそういう選択をする。又それを自分のブログで述べる。問題ありません。

国が決めたことを受け入れる。放射能暫定基準等を受け入れて、売られている野菜を安全だと判断して食べる。
それも間違いではない。

何が正しいか正しくないか?誰にも正確に判断出来ない。
であれば、自分自身の選択を信じるしかない。
僕は子供の頃、東京大空襲のときになぜ、みんな東京を逃げ出さなかったのだろうか不思議に思っていた。
なぜ、特攻機に乗り込む前に海軍を逃げ出さなかったのだろうか、不思議に思っていた。
だが、人生はそんな単純なものではないことは、今では解る。
現在は、好むと好まざるとに関わらず、原発と、放射能汚染と、共に生きざるを得ない時代なのだ。70年前が、戦争とともに生きざるを得ない時代であったこととそれは同じ意味を持つ。
危ないことを知りつつ、東京に生きた、生きざるを得なかった当時の人々と同様に、現在はそれでも被災地に生きる人がいる。そして、放射能汚染があるかもしれない東京に住み続けなければならない人がいる。
彼女のように沖縄に移住したり、海外に移住したりする人もいる。
現世において、かつて特攻機から逃げ出した兵士がいて、非難する人がいるだろうか??
だが、特攻に旅立った兵士を非難する人もいまい。

福島の野菜は絶対に食べない、という選択をするひともいて当然だ。だが、それらを口にする選択肢を取る人も当然いるだろう。
いずれにしても個人の選択は尊重されるべきであり、個人がそれを表現することにおいても、他人を傷つけない範囲で尊重されるべきことだろう。
自己のブログで自分の考えと意思を述べた彼女の行動は、本質的には非難されるべき性質のものではない。
もし、その農家の人に対しての感情的な意見が述べられていたのなら別だが。
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コメント

その通りですね。国の規制値をどのように捉えるかは自由です。ベラルーシの規制値と比較するとかなり甘いのも事実です。東電の農家に対する補償金を削減するためなのでしょうか。福島産の米からは矢野さんの発言を裏付けるように、規制値を超える放射能が検出されてますしね。
  1. 2011/12/05(月) 13:14:12 |
  2. URL |
  3. アルマジロ #-
  4. [ 編集]

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