真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

田母神論文と、それに対する皆さんの意見に対する僕の意見

皆さんのたくさんの意見や感想が聞けて嬉しかったです。

ぼくが、何故田母神さんの論文をブログやミクシーにアップしたかというと、ぼくには正しい近代史がこの国で教育されているとは、到底思えないからです。
例えば東郷平八郎という人物の名は、義務教育の日本史の教科書にでてくることはない。高校になってからです。しかも一行ぐらい。(少なくとも僕の時代はそうでした)
日露戦争で、バルチック艦隊をUターン作戦で撃滅せしめた、近代海戦至上に残る人物で、ロシアの圧政に苦しんでいたトルコではトーゴービールというビールが売られてている程の有名人であり、英雄ですが、日本での知名度は低い。
何故ならば、東郷平八郎は、日本海軍の象徴的存在であり、その名前自体が、大日本帝国では右翼、軍国主義の象徴だったからです。
このように日本史の教科書には、うそを教えているとまではいわないにせよ、意図的に隠蔽された部分、臭いものに蓋をされた部分が、少なくともあります。


僕自身、戦後の自虐的歴史観を否定する考えに出会ったのは、ついここ10年以内のことです。
右傾化した歴史観という人もいるだろうけど、日本史の隠蔽されていた部分を知る、いや知ろうとするきっかけになりました。
ぼくは、思想が左だろうが右だろうが、平和主義者だろうが何だろうが、いずれにせよ「隠された」日本史をリテラシーする必要があると思っているのです。
そういう意味でも、田母神さんの書いた、多くの日本人は知らないであろうあの論文は、意義があると思うのです。

ただ、大沢さんが指摘した、武官が政治的判断することはたしかに危険が伴うことです。
本来なら、退官してから話すべきだったでしょう。だが、そうしなかったことにも勿論田母神さんの考えあってのことだとおもいます。
自衛隊は軍隊なのか?そんな話はさておき、2・26事件当時と現在とでは、文民統制のシステム自体遥かに行き届いているとは思います。これをもって直ちにテロだ、クーデターだ、は極論だとは思いますが、軍人の範囲を逸脱した言動であったことは事実でしょう。


戦争が悲惨なことである、ということと、日本がその当時の国際社会において行った行為の是非は、全く別次元で語らなければ、本当のところが見えてこないと僕は思います。
戦争は悲惨です。人と人が殺し合わなければならないからです。
だからこそ戦争とは何なのか、を考えなくてはならないのです。そして、あの戦争は何やったのか、を考えなくてはならないのです。
戦争とは何ぞや??戦争とは国家間の紛争の解消の為の、最終手段です。
今のアメリカと北朝鮮のやりとり、これが国際紛争です。戦争に至ってないけど、紛争している。
したくて戦争をする国はありません。少なくとも、弱者の側から戦争を仕掛けたい国はない。北朝鮮も、戦争は何とかして回避したい訳です。
あの手この手をうつ訳です。
結局、戦争とは、強いものから吹っかけられ、弱いものは自営の為に戦わざるを得ないのです。

日本は、もし、あのとき戦争を選択しなかったら、(いや、あの戦争自体、選択させられたものであったということは、今や常識に近い話です)現在のように平和の国として尊敬される?より以前に、別の国の、おそらくはソ連かアメリカの植民地となっていたでしょう。
それを良し、と思える日本人の感性は、やはり民族が自立する為の闘争や、民主主義を得る為の闘争を経験したことない民族の感性なのではないでしょうか。
チェコやスロバキアで、その民族が滅んでもいいと思ってる人はおそらく1人もいないでしょう。
そう思うこと自体が、日本では極右とされるならば、日本民族とは一体なんなんでしょうね??
たしかに、国家に忠誠を誓う必要はないかもしれない。国家は、所詮、個が集まって合理的に生活する為の手段に過ぎないから。
それが合理性を失ったとしたら、滅びるのは至極当然の道理です。
大日本帝国は滅びるべくして滅んだんだ。敗戦無くても滅んでいただろう。
だが、民族としての誇りを同時には失ってはいけない、ということを、僕は強く思う。
原爆を投下したのは、アメリカが悪いんです。あれは完全無欠のアメリカによるホロコーストです。投下された日本人が悪かったから、ではない。
でも、多くの日本人は、そう思ってる。日本人もパールハーバーをしたんだから、って。日本人は愚かな戦争をしたから、西洋人に、懲らしめるられたんだって。
そんなことはないんだって。パールハーバーはホロコーストと違うから。
平和を得るということと、民族が誇りを持つということが、同時に成立しないと、多くの日本人は思い込んでいる。
そう思っている国はおそらく世界で日本だけでしょう。そんなことはないんだって。
日本人は愚かな戦争をしたのではない。

戦争が愚かなのだ。

愚かさでいうなら、戦争に加担したアメリカも、ソ連も、イギリスも、中国も、韓国も、すべて愚かなのだ。

日本人はあの大戦で、堂々と戦って、堂々と負けたんだ。そのことは誇りに思っていいんです。

そのことと、戦争の悲惨さを同次元で捉えるから話がおかしくなるんです。
右翼の人も、戦争は悲惨だって思ってる。それを避けたいって思ってるんだって。
君が代をおかしいという人もいる。でも、そうやって何千年もやって来たんですよ日本は。
過去の日本の為政者達の全員、足利の尊氏のおっさんも、織田くんも、猿も、徳川のじっちゃんも、権力を手中にしながらも、その人に取って代わろうとしたものはなかった。日本人とはそういう民族なんです。
だが、それを、自分達の力で、自分の考えで変えたのならともかく、敗戦によって戦勝国から与えられた価値観で、否定していること自体がおかしいんですよ。


そういうことを、考え返さなければならない時期に来てると、僕は思っています。
考えた上で、君が代はやっぱりいらん、でもいいし、そろそろ九条は改正しよう、でもいいし。
自分らの主体的な判断せなあかんのと違うかなあ??


僕の思想に右も左もありません。
平和を願う。言葉は容易い。で、どうするか?ですよ。
戦争で日本は多くのものを失った。その中で最も大きなものは、日本民族としての精神なのです。それを取り戻そうといってるのです。
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コメント

あまりに難しい人類の永遠のテーマのようでよう分からん主題なのでコメントを控えさせて戴こうと思いましたが、昨日のコンサートでマコちゃんの顔見て発言させて頂くことにしました♪゜

一国の宿命的な戦争という悲惨で愚かに相反する最善の行為とは、自身の前にいる人を大切にすることです・・・。
  1. 2008/11/17(月) 02:19:33 |
  2. URL |
  3. KenKen #Sts9A5QI
  4. [ 編集]

単純なようで奥が深いです。
国家とは、個人の集合体でしかない訳ですからね。
あなたの隣の人を愛する事から始まる事なのですね。

戦争は宿命ではない。人類は必ずそれから脱却するはずです。
それは、いつの事かはわかりません。
ですが、そうなるはずです。
  1. 2008/11/17(月) 03:35:12 |
  2. URL |
  3. mako. #-
  4. [ 編集]

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