真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

売れるとか売れへんとかの事

僕は、音楽家としての自分自身を売り出したりする事に関しての才能が著しく低いと言う事に気付いている。というか、その事を理解している。
昔から、そういう事に興味がなかった訳ではない。
ただ、どうしていいか解らなかっただけ。


そして、僕は、売り出すがために音楽がおろそかになる事が、本質的に出来ない人間であることにも知っている。
いや、おろそかはいい過ぎかもしれない。
売り出すために自分の主義主張を曲げて、それらしい音楽を作る事ができない。
というか、これに関しても才能がないのだ。
試しにトライしてみたこともある。だが無理なのだ。
みんなこういう事を、上手にやってのける。それが悪い事とは言わない。僕には、それをする才能が全くないだけで、僕にもその才能があればやっていたかもしれない。



また、僕は意外な事にサポート能力が以上に低い。
フライドプライドのツアーを一度やった事がある。
SHIHOが僕のライブにたまたま来て、気に入ってくれたのだ。
そこで僕は、徹底してサポートに徹した。つもりだった。音楽性や能力は、他のピアニストに引けを取っているはずはない。

一切自分の自我を出さず、与えられた仕事だけをしたつもりだった。
だが、一度だけでクビになった。
自分としては、サポート出来ていたつもりだったのだが、多分自我が出過ぎていたのだろう。
勿論、やな感じのクビではないし、ツアー終わってからもSHIHOからは、たまーに連絡があったりする。今でも二人とは機会があれば、フラプラ以外ででも共演したい、と思っている。
これ以外にも、サポート的な仕事は全くといっていい程続かない。



また、僕の音楽性それ自体、ポピュラリティーを得にくい部分が多いのだろう。
今一番売れているピアニスト、(と思うんだけど)上原ひろみちゃんの音楽とかは、僕の音楽からは思いっきり遠い。
彼女はとても才能があるひとだとおもう。だけど彼女と僕のポピュラリティーの差ほどに、ぼくと才能の差があるとは考えられない。
彼女のやろうとしている事、やりたい事は、比較的ポピュラリティーを得やすい事で、僕のやろうとしている事はそうではないのだろう。
勿論、それが原因であるだけではない。才能の差もあるかもしれないし、彼女の持っている明るい元気なオーラは受け入れられやすいのではないか、とも思う。
また、大人の事情も左右していることだろう。
だが、表現者として、明るい、というのはどの才能よりもじつは素晴らしい資質だ。
とは思うものの、どの世界でも、ポピュラリティー=才能、とは必ずしも言えないとは思う。


よく考えたら、僕は昔から不器用な人間だった。
学生の頃、ビルエバンスの物まねをしたつもりが、セロニアスモンク風だね、と言われた事もあった。

意外と不器用、これが僕の人となりであり、音楽家なりである。

36才、不器用。

さあどうしよう??

不器用な僕が唯一得意な事。

僕は音楽を、楽器を学ぶ事に関してのみは、非常に器用なのだ。

だれが、どうみても、文句の付けようがない程素晴らしいピアニストになってみせる。
こういう言い方をすると、語弊があるが、僕は、自分自身を、更なる高みへ、と持っていく事に、かつてないほどに興味が湧いている。
最終的には、ハンクジョンズや、ホロヴィッツや、グールドが知る、あの信じられない、あり得ない境地へ至りたい。

勿論、急には無理だ。

僕の一生の目標。

だが、僕は今年の目標を、日本一になる事、に決めた。

この日本一の定義は、自分自身が、そうであると納得出来る事、である。

くれぐれも相対的にであるとか、世間の評価が、ではない。

ただ、相対的な目標が、いない訳ではない。日本には約2名ほどいる。誰とは言わない。

ともかく、僕自身が、その高みに達した時、僕を取り巻く環境は変わるのだろうか??
僕は売れるのだろうか??
それとも、全く変わらず、世の中のほんまに隅っこでピアノを弾いているのだろうか??

実のところどっちでもいい。
売れてもいいし、売れなくてもいい。

僕を本当の意味で評価できるのは、世界にただ1人、僕しかいない。

売れてたとしても、それは他人の評価、売れてなかったとしても、それは大多数が評価しなかっただけ。

僕には全く関係のない事なのだ。

他人の評価、というものは、実のところその程度のもので、それを追い求める事は、僕にとってとてもつまらんものである。

不器用やったから、こう思えるようになったのだ。

さあ、いくでぇ~。
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  1. 2008/02/20(水) 02:24:25|
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