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日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

北海道チャリ旅行って来たよ!!

北海道に行ってきました。

8/11日から2週間、行ってきましたとも北海道!!
これで3年連続8月を埼玉で過ごさず、北海道でのチャリンコ生活。
なんと恵まれた生活スタイルだろう。我ながら理想の生活です。

himawaribagtake.jpg 道中であったひまわり畑。

さて、今回は、ベーシスト岸徹男、ボーカリスト伊藤大作、そしてシンガー高橋阿呆子4人の珍道中。一体どうなることやら・・・。

まず簡単にメンバーを紹介しよう。

岸徹男、こいつはチェホンマンに似た大男。の割りにはフットワークが軽く、てきぱきと動く働き者。
チャリ旅未経験の割に、なんとかなると思い込んでいる楽天家でもある。

伊藤大作。こちらは僕の弟分。イメージとしては、僕の後ろにくっついて離れないタイプ。
一人では何にも出来なそう、なイメージの割には、豊富なチャリ旅経験も2、3度。その際食器を忘れてテントを留めるペグでカレーを食べる等、創意工夫に長けた人間。

そして高橋阿呆子。
スレンダー美女?。声はマヨネーズ。
当然アウトドア経験はゼロ。華奢な体格で一体これからのハードな日々を男性軍のエロ攻めをかわしながら過ごすことが出来るのだろうか・・・。
ahoko.jpg 高橋阿呆子。その名の通り。

そして僕は、初めてのこれだけの数の人間を、ましてやトーシローを率いてのチャリ旅、不安がないはずもない。
リーダーが一番ナイーブな青年?なのだった。

ともかく、リーダーとしては、メンバーの体を少しずつ作りながら、旅を安全に、かつ楽しく演出しなければならない。
今回の旅は、新千歳空港から襟裳岬を経、女満別にチャリをデポして道東の山々を登るという2週間のプラン。

まずは、はやるメンバーの漕ぐペースを落とさせることを考えなければ。大体張り切って壊しちゃうのだ。うちの妻がそうだった、うん。
一日漕ぎ続ける、という生活のペースを覚えてもらう。
かといって、だらだらしていてはただ疲れるだけ。
難しいんだ、そのへんのせめぎ合いが。

初日はアベレージ16~7kmでリードして、一日ごとに約1kmごと増やし、最終的には20kmまで、漕ぎ続ける距離を、初日は15kmぐらいから、最終日には30kmまで上げた。

そして、登山に関しても、ひとまずは日高のアポイ岳(標高差600mぐらい)で足慣らし、次に雌阿寒岳(標高差800mぐらい)、そして最後には上級者の山、羅臼岳にチャレンジというふうに、少しずつステップアップしていくことにしたんだ。

勿論、メンバーは、そのような細やかな僕の工夫等、知る由もない。
それでいいんだ、うん。それでいい。

tyarikogi.jpg


それにしても北海道は暑い!!

避暑に来たはずなのに、なんと初日、那覇よりも気温が高かった。
缶コーヒーをごちそうになったコンビニの店長さん、東京在住が長かったその店長は、その日の予報の28度、本州ではさして暑いとは思えない気温を、むしろ嬉しそうに、信じられないぐらい暑いですよ~、と熱く語ってくれたのだが、その日の気温は35度。その言葉が虚しく脳裏に蘇るぐらい暑い。

そして晴天の日の夜は、放射冷却でかなり冷えることを僕は経験で知っている。
初日のキャンプ時、夜に備えて少し厚着をするように皆に伝えた。が、さ、下がらない!!気温が下がらない!!

普通、盆あけの北海道は、ほぼ秋で、天気は少し崩れ気味、そして夜の気温はがたんと下がるもの。
旅立ち前は雨の予報も出ていた北海道。
自身の晴れ男っぷりに驚くとともに、少しうらめしくもある。


雨乞いしよか~~っ。

erimo.jpg 襟裳岬。先っぽの方には肉眼では見えないがアザラシがいっぱいいるのだ。


しかしシャレにならん部分もあるのだ。

花で有名なアポイ岳に登った時のこと。
北海道は、緯度が非常に高いので、アポイのような低山でも高山植物が咲き乱れるのだ。
礼文島に至っては、平地でも高山植物を見ることが出来るのだ。
そのアポイに、何と花がないのだ!!
以前、テレビでアポイから花が減ってる、というニュースを見たことはあったのだが、これほどとは・・・。
これは地球温暖化が原因しているのだ。

この北海道の異常気象、これも地球温暖化が関係している部分は大きいだろう。

僕は、節水、節電、はもちろんのこと、車のアイドリングは必ず切る。
コンビニ等で買い物中、エンジンを付けっぱなしにするのは止めよう。確かに、エンジンを切っちゃうと、車内は暑くなる。
それに、個人が何を頑張ったところで、企業や国が本腰を入れない限り、温暖化に歯止めはかからないかもしれない。
だけど、個人が全員、アイドリングストップしたとしたら、少しは変わるだろう。
僕は、小さいながらも、地球温暖化に対して向かい風を立てている人間でいたい、と思う。

しかし、暖かかったから野宿が出来た。まあ別に寒くても出来るのだが。
丁度よく、ヘルペス?いや、ペルセウス流星群とやらがピークだったらしく、テントを張らずお天道様の下で野宿。
天の川から1分に一粒、お天道様の涙。
いや~シュラフカバー持って来て良かった。
シュラフカバーあると野宿しても寝袋が結露しなくてよいよ。
今回僕は、シュラフカバーと夏用のぺらぺらの寝袋でなんとかなるとの読みだった。正解。
阿呆子はダウンの高級シュラフ。ダウンはチャリ旅にはもったいないと、僕は思ってる。

今回の旅では、普段1人や2人では使わない大きいコッヘルを持参。これにて大鍋料理を楽しむ。
海辺を走るときはブイヤベース、野菜がいいのが手に入る時はポトフ、地卵が手に入ったときにはカルボナーラ、焼き肉、キムチ鍋、豆乳鍋は当たり前のメニュー。
シェフは僕。キムチ鍋とマヨネーズ以外は完全無添加食材。こうやってメンバーの健康も気遣う。
しかし、大鍋料理をあてにしての酒が進み過ぎ、健康を害する。
相殺してよしとする。
大体一日に日本酒一升、焼酎4合は空いていたね~。


kussyarokomokoto.jpg屈斜路湖。有名な美幌峠からではなく、藻琴山を通って至る峠にて。

ミュージシャンが4人集まると、さぞや高尚な音楽談義が繰り広げられると想像するひともいるだろう。

皆無。
今回はほんまに皆無でした。

では何の話か?
男が三人よれば、話すことは一つしかない。そう、エロ話。
阿呆子はこのエロ話を「エロ攻め」と命名した。
勿論僕は信長。徹男は羽柴秀吉役。大作は、そうだな・・・足軽といったところ。
論功行賞でエロ(蝦夷)一国を羽柴に与えた。

それにしても阿呆子はエロ攻めによく耐える。
知床はセセキ温泉で、マッパーの男達5、6人に囲まれての入浴。
僕に至っては海パンすら履いてない。
いや~普通の乙女なら照れて入れないところだ。
国後島に向かって北方領土を返せ~とやってきた。



旅といえば出会いでもある。
今回も色んな人に出会った。
初日の朝ご飯を食べたコンビニの店長。チャリ旅だと知ると缶コーヒーをプレゼントしてくれた。気持が嬉しいがな。帰りにまた戻っておいで、と暖かく言葉をかけてくれる。

初めて泊まったキャンプ場のおじさん。
バイクにはやらないんだ、と缶コーヒーをプレゼントしてくれ、温泉の送迎の手配までしてくれ、しかも、テントはめんどくさかろうと、避難小屋のようなところを開放してくれた上、風呂から帰ってみると飲料水まで用意しておいてくれた。沁みたぁ。

幕別の駅前の居酒屋「いつき」では、散々サービスしてもらった上に、店に泊まらせてくれた。
今回は、宿には一泊もしてないけど、いつきには泊まった。
料理も最高だった。又いつか絶対に行きたい。
マスター、ママ、ありがとう!!。

日本で一番「しばれる」陸別で懐かしい顔にも再会したよ。
寺崎めぐたん。
北見から来ためぐたんはいつもと変わらない道産子笑顔で僕らを迎えてくれた。
差し入れたくさんありがとう!!

そして、陸別の銭湯に忘れ物を取りにいった時に世話してくれたおじいさん。
本当に、袖擦れ合っただけの縁なのに、又おいでね、ていってくれた。
銭湯が開くまでのわずかな時間話しただけだったけど、苦労した昔話を涙ぐんで話してくれた。これまた沁みたよ。

meakankakou.jpg 雌阿寒岳の火口。活火山のため、昨年は立ち入りが規制された山。


新千歳空港から襟裳岬を経由し、女満別空港まで。サイクリストの感覚からするとどーってことない距離ではあるのだが、一般の感覚からすると、札幌から道東までのチャリ移動、これは凄いことだろう。
僕達は、女満別にチャリをデポしてレンタカーで登山することにした。

onnetoumeakanakafuji.jpg オンネトーから雌阿寒岳、阿寒富士を望む。シルエットは僕。

レンタカー会社と交渉し、6万5千円のレンタカー代を4万に値切る。
外交術に長けていることも旅人にとって重要なこと。

女満別から雌阿寒岳登山口のあるオンネトーを目指すのだが、まずは霧の摩周湖へ。
ここでも晴れ男ぶりを発揮。奇麗に見える。晴れた摩周湖を見ると婚期が遅れるとの言い伝えが。
阿呆子。既に遅れてるからどうってことない。

onnetokanbanaho.jpg オンネトーの看板でおどけてみる。


それにしても、チャリで訪れた風景は、しばれ!オフロードの看板であろうが、愛の泉の看板であろうが、ぬかない駅の看板であろうが旅で得た感動足りうるのだが、車で訪れた摩周湖、それはただの観光でしかなくなる。
旅と旅行の違い。この感覚も、みんなに味わってもらいたかったことの一つ。
知床にはたくさんの観光客が訪れているが、みんな一体何を見たいのだろうか。
何をもって「それ」を知ったことになるのだろう??
今回は、五湖も、オシンコシンの滝も、訪れてはない。
だが、羅臼岳に5時間かけて自分の足で登り、触れ、山頂から五湖を眺め、はるか彼方に見える硫黄岳を望んだ。
この方が僕達には合ってるんだね。
雌阿寒の登山も、羅臼の登山も、概ね順調な登山だった。
むしろ、最も辛かったのはアポイ岳かもしれない。なんせ暑かったのだよ!!!

raususantyou.jpg 羅臼山頂。背後には2年前縦走した硫黄岳が望める。

だがカラフトマスの遡上だけは無条件で感動する。
丁度ウトロで遡上が始まっており、命の尊さ、生命を残すことの偉大さを、どうにも感じるのだ。


僕にとっては実に3年ぶりの、演奏を伴わないチャリ旅。
しかし、これは音楽的な意味を持たない旅ではないのだ。
どのようなリハーサルよりも、2週間寝食を共にし、旅した経験は、深い音楽的な理解をもたらすだろうし、僕の生き方、音楽家としてのあり方、というものを後輩のミュージシャン達に示すことが出来たのではないかなと思うのだ。
断わっておくが、本当に音楽談義等一つもしていない。そんなことは大した問題ではないのだ。

岸徹至、伊藤大輔、高橋奈保子、彼らにとっての旅は始まったばかりだ。おそらく、この旅は何だったのか、自分達の中ではまだ整理出来てないはずだ。
それが、自分達なりに何がしかの形として、見えてくる時が必ず来る。そしてそれは、自分達の中で大いなる実りとなるのだ。

僕は、そのことを彼らに伝えたかった。
そして、それは僕にとって非常に喜ばしいことなのだ。
それは啓蒙等という偉そうなことではない。
共有、なのだ。
想いを共有する喜び。出来る喜び。

僕は、その想いの襷を繋いだ気がした。



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  1. 2007/08/31(金) 22:19:14|
  2. 山歩きやチャリ旅
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

すばらしい!

拍手~!!
暑さは本当に異常だったようですが、良い方たちに出逢い、同行3人に旅を満喫させた、リーダー万歳ですね!!!
  1. 2007/09/01(土) 11:14:42 |
  2. URL |
  3. かるろす #wBpbAf2s
  4. [ 編集]

かるろすさん、初カキコありがとうございます。
我、以外、皆、師。
お連れしたみんなから学ぶことの多かった旅でもありましたよ。
  1. 2007/09/02(日) 09:58:48 |
  2. URL |
  3. mako. #-
  4. [ 編集]

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