真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

インド行ってきました

一週間ほど心の洗濯のためにインドにいってた。
旅、というよりは、治療のためにインドに行った、といってもよい。
傷つき、すさんでいる僕に対し、インド滞在中の大村君は、おいでよ、といってくれた。
こんなことでもないとインドになど行く機会もないだろう。
荒療治かもしれないと思った。でも埼玉に居続けることに限界を感じていた。



ムンバイの空港には、大村君の友達の女の子、サラちゃんが来てくれた。英語が全く喋れない僕に対しても優しく接してくれた。でも正直、着くなり街の騒音のすさまじさに、来るんではなかった、と思った。騙されたと思った。一瞬で後悔した。
しかし一週間過ごしてみて、インドが好きになった。
7ルピー(大体12~3円ほど)で飲めるスタンドのサトウキビジュースとか、チャイも6ルピーくらいでめっちゃおいしく、金銭感覚も狂う。ごめん、さっき借りた10ルピー返すわとか。
日本円で500円を超える食事はついぞ食べることはなかった。
インドはお酒を飲みながらご飯を食べるという習慣に乏しい。食堂にビールがないことも珍しくない。
また、僕が滞在している最後の二日間は、ドライデーという、国をあげて酒を飲まない二日間だった。

20170222174355098.jpgムンバイの街角


日本人が珍しいのかインド人は僕の事をガン見してくる。ガン見されてるように感じるだけなのかな?わからない。しかしムンバイには中国人も日本人もついに観光客としては一人も見なかった。


海岸の道を散歩した。のんびりと。ぼんやりと。
ふと気付く。インドでは街の中をのんびり散歩することなどできない。道は戦場だ。歩行者もバスもトラックもリクシャも関係ない。クラクションはどけのサインではない、進むよとの意思表示なのだ。。
散歩が大好きな僕は、ただ落ち着いて歩けることに楽しさを感じ取った。そんなことを感じ取れる国、インド。

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インド人は喫煙マナーがよい。歩きタバコや吸い殻のごみは見かけない。町はごみだらけだが吸殻はほぼない。また町中でくわえタバコをしてる人を見たことがない。
電車にも飛び乗り、飛び降りる。無秩序に見えるのだが、彼らには彼らの秩序がある。知らない異国の人に対する優しさがある。一週間足らずだがそのことが理解できた。

20170222174351507.jpgこんなに上品ではない。すごいシーンはとれなかった。


貧富の差も激しい。駅の切符売り場に暮らす家族がいる。要するにホームレスの家族。
その家族の一番小さな三歳くらいの子供が切符売り場の床にうんちをしまくっていた。あちらにウンチこちらにもウンチ。しかし回りも親も知らん顔。だがしかししばらくするとその子の親がうんちを回収して回っていた。
エチケットがあるのかないのかわからない。



トイレ事情もインドは独特だ。紙を使わず手で洗うのだけど、郷に入れば郷に従えで、僕も期間中チャレンジしていた。とはいえ、ほとんどの場所でペーパーはあった。ないのは公衆トイレとかぐらい。
公衆トイレでも僕は全然問題なく使用できるほど衛生的であった。


電車の中で少女の物乞いにたかられて思わず数ルピー渡した。
あんなのに金を渡す気持ちがわからなかったけど、実際に対面すると、渡してしまう。
物乞いは数ルピーの事でお互いに嫌な思いしなくていいでしょ?といってきてるように思える。もちろん本気で断ろうと思ったら断れる。だけど、断るエネルギーを使い、断られるエネルギーを使いあうの、面倒だよね?だから頂戴、少しでいいから、と問いかけられているように感じた。



携帯電話を深夜リクシャの座席に置き忘れたのだが、拾い主がなんと明け方になって電話を掛けてきてくれたのだ。
まさか出てくると思ってなかった。奇跡を感じた。ライブをしたアメリカ人のサックスの人は、そんなことは日本でしか起こらないよ、と冗談をいわれた。



ご飯もすべて美味しかった。
カレーの辛さ、それにコリアンダーと生玉ねぎの組み合わせは絶品でした。
水を飲み干したらすぐに出てくる。水飲みの僕からすればうれしい限り。レストランのサービスは日本以上。
沖縄に繁く通うようになって本土で沖縄料理を食べなくなりました。それと一緒でインド料理がこちらで食べるのがあほらしくなる。価格は1/3で味は三倍美味しいのだから。
日本食が懐かしく思うかなと思っていたが、まったく大丈夫でした。また、インドは水が悪いと評判で気をつけていましたが、ついに腹を下すという事はなかった。むしろ快便であった。

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一番好きな料理だったかもしれない。パオバジ。トマトソースのカレーバージョンみたいな料理で、本当に美味で、自分でも作れそう。

20170222164152618.jpgダルタルカ。豆のカレー。この長粒種の米がひたすらうまい。南インドカレーで、基本は肉は使わないそうです。

20170222164156204.jpgアルフォンソマンゴー。出始めで、高かったけど(100円ぐらい)めっちゃおいしかった!!死ぬほどおいしい果物でした。



間違いなくアジアなのだけど、ところが西洋の香りがする場所でもある。
建物等だけではなく、人間からそう感じ取れる。
貧富の差であるとか、インフラの整備の度合いであるとか、もろもろの事柄において国にはひずみが生じる。日本も先進国だと思っているかもしれないが、トイレの水洗普及率は先進国中最低なのです実は。
インドはもうひずみのプロみたいな国でした。おそらく今世紀中にこのひずみが変わってくることはないだろうなと思う。いい意味でも悪い意味でも、適当なんだと思う。どこまで行っても。



少なくとも日本人の普通の価値観が全く通用する国ではなかった。親切で優しい国なのだけど、日本のお上品な常識では到底とらえられない価値や基準が存在する。
駅に住んでいる人がいると思えば、高層ビル一棟が個人の家である、そんな国。

20170222174348151.jpgこれ一軒家です


大村君はそんなインドを僕に見せて、心が麻痺してその調子で元気になってほしいと思って、インドに呼んでくれたんだと思う。
大村君は、ライブも二本ほど組んでくれた。
あんなに楽しそうに演奏する真さんを初めてみた、といってくれた。

病み疲れた僕の心をインドは優しく?いや厳しく?いやなんとも言えない感覚で、癒してくれた。

いずれにせよ、大村君には感謝です。やっぱり一流は、僕が心が癒えるところまで見越して、誘ってくれた。
大村君は、いろいろプランしてみましたがどうでしたか?と僕に問うて来てくれた。さりげなく気づかいしてくれたり、まあなんというかやはり大村の一流感に満ち溢れたインド滞在で会ったことは確かです。色々とありがとう。大村君。
そして、周りの皆さんも、とてもよくしてくれた。サラちゃんはじめ、インド古典に取り組んでいる日本人の皆さんや、ジャズミュージシャンの皆さん。大変感謝です。

インドに帰りたいな。

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  1. 2017/02/22(水) 17:53:29|
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