真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

日和[にわ] 夏(19) 北海道へ久しぶりにチャリ旅に行く理由

地方などにいくと、うんざりする程される質問の一つに、自転車で来たのですか?というのがある。
僕が自転車で旅をしていたことを知ってくれていることは嬉しいのだけど、そんなわけないやん、といいたくなる。それなりにツアーを組んで、計画的に行わなければ、チャリでの演奏活動は無理だ。

僕は、今夏久しぶりに北海道を旅する。行き先は礼文島。過去訪れて本当に心に残っている島なのだ。そして僕にとって最も遠い離島。石垣には演奏でいくことは出来ても、礼文に演奏でいく事は不可能だろう。そういう意味で、僕の仕事との兼ね合いで、いく事が最も困難な島だ。
僕は、過去何度も自転車で旅をしている。ほぼ日本中に轍を刻んだ。
印象に残る旅を三つあげると、大阪から東京に出てきたときの初めてのロングの旅。ロングとはいっても今の感覚で言うと、ショートの旅なのだが、9日間かけて東京へ出てきたあの旅。
そして、北海道を元嫁と旅した一ヶ月の旅。新婚旅行として北海道を回った。苫小牧から出発し利尻や礼文を歩き、知床を縦走し、釧路へ抜けた旅。一ヶ月の旅。
そして何よりも一番心に残っている旅は、初めての自転車ツアー、2006年の五月のことだ。
今は亡き(最近新しくオープンして名前をクレッセントと改めているが)十三のナチュラルを起点に、京都ルクラブジャズ、山城スイング、金沢蛍庵、七尾モーリタート、高岡スキャット、富山ラッシュライフ、黒部光徳寺、新潟スワン、器、鶴岡シェルルーム、山形差蔵、秋田キャットウォーク、そして最後の弘前のたけや。今でもほぼそらんじて出演した店の名前が出てくる。
この旅が今の僕の音楽活動へ大きく繋がっている。

僕はあるときを境にチャリ旅をやめたのだ。旅は困難がつきまとう。琵琶湖では大風でテントが飛んだり、伊良湖岬ではテントが台風で浸水してウレタンのマットに「浮きながら」寝たり、名立の海岸ではタイヤがバーストしてガムテープで応急処置をして何とか上越までたどり着いてタイヤを探し求めたり、相馬では暗くなり過ぎてテントを張る場所がどうしても見つけられず苦労したり、会津から中通に抜ける峠でシャリばてしたり、熱中症でじんましんが出たり、まあ挙げていけばきりがないのだが、様々な困難を、事前に回避する術を、余りにも上達したチャリ旅の技術により得てしまったからなのだ。
困難のない旅など、旅ではない。
当時の僕に困難を感じさせるとするならば、世界一周の旅に出るということだろうと思う。だが、音楽家として生きていく僕のモチーフとそれは合致しない。ぼくは、プロの旅人ではないのだ。

では何故僕は今回北海道に行くのか?北海道など正直行き飽きている。間違えても観光ではない。
僕は、考え事をしにいくのだ。又は、考えない時間を得る為にいくのだ。

生活をしていると、考える時間も考えない時間も得ることが難しい。
北海道の空気の中で、誰にも会わず、時には友達には会うが、なんにもせずに過ごす時間が今の僕には必要だと感じたからいくのだ。
関連記事
スポンサーサイト
  1. 2015/06/30(火) 13:06:07|
  2. 心の整頓
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<日和[にわ] 夏(20) 本当に嫌な夢は夢のような夢 | ホーム | 日和[にわ] 夏(18) 体調が悪い>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://makoppo081.blog52.fc2.com/tb.php/1293-6d421820
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)