真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

日和[にわ] 夏(13) 石垣で出会った斉藤梯子さんというジャズシンガー

感動しました。
石垣島で、斉藤梯子さんというシンガーに出会いました。
御年80才。石垣のカフェタニファのマスターの紹介で共演することとなったのだ。
かくいう僕自身もタニファに出るのは初めてのこと。
どんなシンガーかも全く知らなかったのですが、本当にすばらしかった。
進駐軍花盛りの頃の米軍キャンプで歌っていた人。

今まで僕は25年間生きてきて伴奏していて涙が出そうになったことは一度もない。そういう感動の部分で、僕は演奏しないからだ。演奏するということは、演奏を聴くということとは感性のチャンネルが違うのだ。だけど、不覚ながら涙が出そうになった。
80年の人生の重み、などと安易に言うつもりはない。また、そんな重苦しいものではなかった。
ただ、ひたすらかわいらしく、歌うことを楽しんで、お客さんを楽しませ、お客さんに愛されている。
音楽をする意味を探し求める、僕はまだそんな段階かもしれない。
そんなものに意味はない。そんな当たり前のことを感じた。
おれって、一体何の為にピアノが上手くて、何の為に音楽のことを知っているんだろうか?そんなことを思った。
音楽をすること、と、それらは全然関係がないことなんだ、ということを、肌で感じ取れた。
梯子さんが、歌がヘタクソで音楽を知らない、ということでは間違ってもない。
そんなことと、音楽をすること、は、全然関係がないんだ、ということを、感じ取れただけなのだ。
ただ、僕は、音楽を知っていて、ピアノがそこそこ上手いからこそ、彼女の伴奏をつとめることが出来たのかもしれない、と思い直した。
テネシーワルツ。あの時代の、あの空気そのままで、ほんとうに、セピア色の銀幕の中の世界のことのように感じる。
沖縄は慰霊の日の事だった。それを感じながら歌った彼女のDanny boy。僕は一生忘れないよ。

俺のオヤジとほぼ同世代の梯子さん。色んなことを感じた1日だった。

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星子と三人で
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