真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

美味しんぼの騒動に関しての僕の考え。福島県の人々を想う。

子供の頃、戦争時代の話を読んだり聞いたりしていつも不思議に思っていたことがある。
空襲で沢山の人が死んだり、特攻機に乗って若者が自ら死を選んだり。僕ならば逃げ出して戦争が終わるまで隠れとくのに、そう思っていた。
違うんだね。逃げ出したくても、逃げ出せなかったんだ。
戦友は特攻機に乗っていく。それを見捨てていくことは出来ない。
疎開したいけれども、仕事があるので休めない。仕事を辞めたら家族を養うことが出来ない。
人は、色んなしがらみの中で生きている。誰もが思うように行動できるわけではないんだ。

美味しんぼが、福島の放射線による健康被害が甚大である、との漫画を書き、物議をかもしている。
それらは風評被害に繋がる、と政府や福島県や、学者等は批判している。

どっちが正しいか、僕には判断出来ない。

ただ、一ついえる事は、福島で暮す人たちの本当の苦悩であるとか、悲しみであるとかを、誰も考えていないと思う。

とっとと福島から逃げた方がいい、人は簡単にいう。
事実逃げ出した人もいるだろう。だけど、逃げ出したくても逃げ出せない人がいる事が、解ってるのか??

福島で暮す人々は、途方もない不安と共に生活している。
でもその中で、何とか健気に生きていこうと、そう思って必死で生きているんだ。
鼻血が止まらない子供が増えているとか、そういうことを漫画で訴えて、それをしたら福島から、逃げ出せない人の苦悩は、救われるのか?。

だったら、政府の言うところの「風評被害」を防ぐ為に、事実を隠蔽すればいいのか??
それも違うと思う。

とても難しい。とても難しいことなんだ。だけど、これらの議論の多くが、福島のひとたちの事を「想う」という、最も肝心なところが置き去りにされている気がするんだ。

僕は、福島にも沢山の友人がいる。そのひとたちの、悲しみ、苦悩、それらを感じていたい。そして、その悲しみを共に分かち合いたいと思うんだ。

僕は、震災直後にガイガーカウンターを持っていわきに行った。もしいわきの線量が高ければ、僕はそのことを友に黙っていようと思った。それが正しい判断なのかどうか、僕にはわからない。
だけど、友のことを想い、黙っていたいと思った。

美味しんぼを擁護する人も、これらは風評被害だ、と言い切ってしまう人たちも、どちらも、一度福島に行った方がいいと思う。
そして、国見のスーパーで無邪気にお菓子売り場でお菓子を選んでいる子供の事を想って欲しい。その子の親の立場になって考えて欲しい。
そして、福島県に友達を作って欲しい。友の為に、何をすればいいか、考えて欲しい。
友の事を、心配して欲しい。友の事ならば、現実感を持って心配出来るだろう。

人類は皆、友なのだ。国難に殉じろ、とはいわない。だが、共に想いを馳せることはできるはずだ。
まずそこから始めようじゃないか。僕はそう思う。
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  1. 2014/05/15(木) 20:14:54|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

ありがとう
  1. 2014/05/17(土) 10:38:55 |
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  3. ゆきえ #-
  4. [ 編集]

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