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真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

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NY旅vol.3

ジャズの演奏をいくつか聞きに行った。
色んな意味で興味深かったが、これはおったまげた、という演奏は一つもなかった。想像通り、という演奏がほとんどだった。
僕自身が、CDやら色んな媒体から音楽を、リアルに聞きとる力がもう既にあるからだと思う。
ただ、やはり生でないと体験できないものが、なかった訳ではない。
それはでも、聴覚的な体験、というよりは、もっと五感すべてから感じ取る、何か、だった。
もっと言うならば、アーティストの「人間」を見れた、感じた、と思う。

あらゆるライブハウスでの演奏が、ほぼ満員であったことに僕は感銘を受けた。
無論聞きに行った演奏家はほとんどが一流のプレイヤーばかりでしたが、相当マニアックな演奏をしているライブにもかかわらず、絶えず満員であった。
ジャズを聴く、ということ、が、NYと東京とでは、大きく違う意味の事柄なんだろうと思った。
根ざしている、とかいうレベルではない。それこそ、メトロポリタンが日常であるのと同じで、そういう事が日常なのだろう。
また、僕も含めてだけど、世界中からこの演奏を聴きに来ている人たちがいるのだろうな、という事も感じた。
東京のライブには、全国から人が来る事はあるけれども、全世界からわざわざ聞きに来るという事はほぼないだろう。
そういった意味で、本場を感じた。

ただ、本当の意味で、自由に演奏しているシーンはほとんど見られなかった。
リーダーの表現したい表現をサポートする、というシーンが大半だった。そういう意味ではつまらない演奏もたくさんあった。

スイングしている、とか、技術的に完璧であるとか、そういうのは当たり前の世界。
だけど、僕は、小さなライブハウスでの演奏ですら、ショービジネスの香りを感じなかった演奏はほとんどなかった。
ただそれは日本のちんけなそれとは少し違う。あるサックス奏者の演奏を聴いた。ジャズサックスというスタイルの中で、出来ないスタイルは何一つない、あらゆるスタイルと技巧の数々を聞かせてくれる。
サックスを使ったサーカスのような演奏。つまりエンターティメントだ。
そういった意味では、サックスマニアは大喜びだろう。

でも僕は一つも感動しなかったし、感心もしなかった。


本当の意味でいい演奏というのは、そう簡単に聞くこと触れることが出来ないものなのだろう。
むしろ逆に下手くそな日本人の若手の演奏を聴いているほうが感動することすらあるだろう。そう思った。




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  1. 2017/08/18(金) 20:51:14|
  2. 2017,8.NY
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NY旅vol..2

仕方がないから、家でパスタを食べてから街へ繰り出すという日々を過ごしました。
ミネストローネスープと、ラタトゥイユ。大村君の提案で、ラタトゥイユというものを初めて作ってみましたが、簡単で美味しくて、大量に作れる。これはキャンプでも使える料理だ。
アメリカは野菜が美味しい。人生で何度もポトフを作ったが、アメリカでやると大抵美味しく出来る。驚きのおいしさ。オーガニックの基準が世界一厳しいらしいアメリカ。その反対にジャンクなものはとことんジャンクであるアメリカ。変な国。

美術館にはほぼ毎日通った。メトロポリタン、自然史博物館、MOMA。
NYは新しい街なのだが、建物は古い。歴史がはるかに古いはずの日本の建物は大抵新しい。
日本の古い建物は、木造が多い。だから長持ちしないのだろう。それに、日本は戦争で多くの街は全滅している。
木造建築は、コンクリートより長持ちするのでは?実際に法隆寺などでは今が一番強度が高く保っているではないか?という疑問を持つ人もいるだろうけど、そういう建物は、建材から何から何まで最高のものが使われ、最高の技法が用いられ、最高のメンテナンスを維持し続けているから持つのであり、一般の木造建築はそう長く持つものではない。

メトロポリタンも自然史博物館もその建物自体が素晴らしい。
そして、美術品の収集も、半端ない量と質である。
ヨーロッパの美術館や、中国の美術館に豊富な美術作品があるのはわかる。
だが、歴史も新しいアメリカの美術館にこれほどの収蔵物があることは、いかにアメリカが富める国であるかを如実に物語っているだろう。

あらゆる時代の、あらゆる場所のアートや、文化的価値のある物が集まっている。
1日ではとても回り切ることは出来ない。僕たちは結局メトロポリタンへは5回ぐらい行ったのではなかろうか。

MOMAにゴッホの絵があった。世界中を旅してきた絵。普通に触れる場所に展示してある。
さすがに絵の前には少しの人だかりが出来ていた。だが、おそらく絵はこう思っているだろう。
俺が世界を旅してきたときに出来る人だかりはこんなもんじゃないんだよ!!って(笑)

日本で僕はほとんど美術館に行かない。
特に東京では行かない。何故ならば、人が多すぎるから。
伊藤若冲5時間待ちとか、阿修羅3時間待ちとか、何考えているのだろう。
東京の美術展示は、上手くコマーシャルされて、ビジネスとして成り立たせている気がする。
チャラい宣伝文句などで、面白そう!!という感じで見に行く人々が多いのだろう。
ディズニーランドに行く感覚とそう変わらないメンタリティーで、美術を鑑賞していると思う。
表面上の感動を得るために行ってると思う。

僕は、美術作品は、日常的に眺めたいと思っている。
特別な目で美術作品に触れるのは、美術作品に対して、曇りの眼で見ているに等しい。
そういう意味では、NYの美術展示は、とても日常的であるように、そして見に来ている人々も日常的な感覚を持って見に来ている人が多いようにも感じた。
にしても、万博の民族学博物館的な、自然史博物館。規模もリアリティーも何もかも圧倒的にすごかった。民博はあれに比べたら子供だましだ。結構面白くてよく行くのだけどね。






  1. 2017/08/18(金) 18:55:46|
  2. 2017,8.NY
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NY旅vol.1

NYに行ってまいりました。2週間。仕事と仕事の打ち合わせを兼ねての見聞を広げる旅でした。
いつもの大村君との旅。NYには山中君がいます。山中亭に世話になりました。
20数年ぶりにNYに行って、僕は以前に行ったときに感じた楽しさと、もういいや、と思ったその想いと、両方をまた再び感じました。
感じ取ったものを言語化するのが難しいです。
が、少しずつ感じたことを書いていこうかなという気持ちになりました。

NYに僕程度の金銭しか持たずに、旅行することは不可能でしょう。マンハッタンのホテルに泊まるならば、おそらくは一泊200ドルはくだらないそうです。2週間の滞在ならば、宿代だけで、2400ドル、ざっと25万円のお金がかかる。
外食もありえないほど高い。メトロポリタンのカフェのショーもない、(おいしいけれども)サンドイッチが16ドル!!2000円弱の値段。

地下鉄も乗り放題とはいえ、初乗りが300円ぐらい。何をするのも高い!!

日本より安いものは、ビールぐらい。クアーズの一リットルの缶ビールばかり飲んでいました。

医療費も、くそ高いという話を聞きました。家賃もくそ高い。
山中君の住んでいるシェアハウスの家賃は、僕の家のローンよりはるかに高い。
僕の家のようなマンションに住もうと思ったら、マンハッタンでは家賃70万ぐらい払わなければ住めないそうです。狂ってるとしか言いようがない。

ところが、メトロポリタンや、自然史博物館、これらに対して僕が感じたことも多々ありますが、それはひとまず置き、たった1ドルの寄付金で入ることが出来る。
世界的に有名なギタリストのソロコンサートの入場料が20ドルで見れる。

そして、路上にたくさんいる、浮浪者に対して、お金を与える市民が結構な数いる。

日本ではありえない風景。

色んなことを感じずにはいれない町。NY。
また行きたいか?と問われると、行きたくないです。いや、20年ぐらいしてからまた行きたくなるかもしれない。
少なくとも、NYに移住して住みたいとは全く思わない。

  1. 2017/08/18(金) 18:29:03|
  2. 2017,8.NY
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