真・の・ブログ

日常的な事、ちょっと考えさせられるような事、まじめな事、不真面目な事、料理の事自転車の事等々等々、音楽の事以外の事を徒然と書き綴っていくつもりです。 が、どうなるかはわかりません。

5月6月スケジュール

5/1(火)三鷹 UNA MAS 中村真、石崎忍as DUO
5/18(金)砂川 北菓楼 中村真、大村亘ds DUO
5/19(土)浜頓別 山内家 中村真、大村亘ds DUO
5/21(月)札幌 Dbop 板橋夏美tb、中村真、大村亘ds
5/22(火)札幌 紙ひこうき長沼たつるgt、中村真、大村亘ds
5/25(金)上尾 プラスイレブン 中村真、ませひろこss、宮木謙介bs
6/6(水)三鷹 UNA MAS
6/11(月)中野 ぴぐのうず 中村真トリオwith 片山士駿フルート、落合康介b、大村亘ds
6/14(木)上尾 プラスイレブン 中村真、落合康介b、木村紘ds
6/25(月)~30(土) 那覇パーカーズムード
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  1. 2018/04/21(土) 15:56:53|
  2. ライブの事
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インディア珍道中vol.4

聡子さんへ

小生、昨日あれから思いがけず嬉しいことがありました。
昨日は、ガネーシャ寺に行ってガネーシャを恩人にプレゼントするために買ったところまで話しましたね。
その後、プラモノさんという人のご自宅へご馳走していただけるとのことで、小村と、舟、葵の三人でお邪魔したのです。プラモノさんは前回の渡印のとき、小生の大好きなボンベイでしか食べられない「ぱうばじ」というトマトソースのパンをごちそうになったのです。
たったそれだけの縁なのに、ご自宅まで招待していただき、ご馳走していただけるだけでもうれしかったのですが、なんと、ご自宅に着いたら箱を一つ真に、と渡してくれ、開けてみると、何とも立派なガネーシャの像が入っているではありませんか!!

先日の手紙にも記しましたが、誰かからガネーシャをプレゼントされることは、プレゼントされるほうにとって、とてもとても幸福が訪れるといわれておるのです。

ガネーシャ寺に行って、ガネーシャを人のために買い、そしてそのガネーシャを人から貰えた、なんて幸せな一日だったのでしょうか。

いうまでもなく、プラモノさんの作る料理の数々はとても美味しかった!!
とても幸せな一日でした。

舟ですか?
  1. 2018/03/02(金) 22:13:25|
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インディア珍道中vol.3

聡子へ

元気に過ごしていますか?
昨夜はボンベイの海沿いの音楽堂で、小生のピアノ三重奏の演奏会が行われたのです。
初めての印度でのコンサートは超満員で、大盛況でしたよ。
演奏会の内容のことはまた帰って直接お話ししとうございます。

本日は葵と舟と、そしてこちらに長期滞在中の小村に連れられて、ガネーシャ寺というお寺に参拝に行ってきました。
ガネーシャというのは、ヒンヅ―の神々の一人で、象の姿をした神様で、インドの神様の中では最も人気の高い神様だそうです。
ガネーシャは日本人の観光客にも大人気で、沢山のガネーシャの像や飾り、絵などがそれはもう至る所に売っておるのです。
かくいう小生も、先日ガネーシャの壁掛けの工芸品を購入したのです。
小生は南の国の工芸品がとても好きで、沖縄に行ってもシーサーやらマカイやらを必ず買って帰るのです。


ガネーシャ寺に着いたら、まずは花屋のところで靴を脱ぎます。そしてその靴を預かってもらう代わりに、参拝のお花を買うのです。
普段はとても混雑しているらしいガネーシャ寺は、その日は快適に参拝出来る程度の軽い人の出で、小村はこんなことは珍しいのですよ、と言っておられました。
小村は、小生のバンドのドラマーでもありますが、毎年ボンベイへ、長期滞在し、印度古来の打楽器タブラのお稽古を受けるという、誠に音楽に対して熱心な人で、小生は昨年も彼にインディアへおいでよとのお誘いを受けたこともあり、急に思い立ってボンベイへ旅したのでした。

ガネーシャ寺を出て小村と小生は歩きながら、共通の恩人の話になりました。
その恩人はとても素敵な人なのですが、少し商売上のトラブルがあり少し気落ちされておるのではなかろうかと思われるのですよ、と小生はいいました。
我々はそのことで大層心配しておったのです。そこで小村が、印度にはガネーシャのものを第三者からもらうことはもらった人にとても幸福を運ぶといわれているのですよ、小生たちでともにガネーシャをプレゼントしませんか?そういいました。
小生は、そのことにとても賛成しました。そして、それには、小生たちの共通の音楽仲間でもあり大先輩の古太郎さんにも乗ってもらいたく思い、日本にいる古太郎さんにその旨電報を打ったのです。程なく古太郎さんから喜んで協力させていただく、との旨の返信いただいたのです。
恩人の喜ぶ顔が見たいものだね、小村とそう話しつつ、我々は岐路に着いたのです。

舟ですか?舟はあの性格ですので、相変わらず、食べてばかりですよ。
葵ですか?葵は、たべてもたべなくても相変わらずXLを維持していますよ。
三人とも、胃腸は大変健康なようです。



  1. 2018/03/01(木) 23:33:02|
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インディア珍道中vol.2

聡子へ

元気でいるだろうか?
印度は水が良くないから腹の調子には気を遣え、と皆に言われたのだが、知らず知らずのうちにそれでも生水を摂取しているのであります。
屋台でとても美味しそうなすなっくが売っており、好奇心旺盛な舟と一緒に食べたのですが、それは印度人でも屋台で食べるのを躊躇するほど危ない食べ物だったようです。
しかし、腹の調子はすこぶるよく、むしろ暑さにより頭痛がしてきたようです。
暑さには強い小生ですが、その小生が暑さに参っているのは、おそらくは酷寒の東京から急にボンベイへ来たからだと思われます。
こちらはフレッシュなジュースがやたらおいしく、もざんびというオレンジとライムの間のような果物や、ヤシの実、砂糖黍や柘榴のジュースが絞りたてで、高いものでも70ルピー、安い砂糖黍ならば十ルピーで飲めるのです。
一ルピーは一円七十銭ですから、十七円ほどでフレッシュジュースが飲めるのです。
印度にいると金銭感覚がおかしくなってきます。

そんな印度では買い物も楽しみの一つです。
葵は、Tシャツを買いました。サイズを聞かれた葵は、「私はえむサイズだと思います」といったのですが、店員さんはそれはないだらう、という目をしながら、「Your size isnt M.Your size about umm XL.」
と言ったのです。店員が見立てたそのXLのTシャツは、悲しみをそそるほどに葵にぴったりでした。

またある屋台で小生は素敵な方位磁針を見つけました。昔の海賊が持っていそうな方位磁針でした。
一千ルピーと少し高めだったのですが、息子へのお土産にと思い買おうと思いました。
試しに八百ルピーに値切ってみました。店員は首を横に振り、ああそうでした、インディアでは、首を横に振るのはOKのサインなのですよ。
それでは、NOのサインは?というと、それも首を横に振るらしいのです。
振り方と表情でYes Noを判断しなければならないのですよ!とても難しい。

八百ルピーに値切った方位磁針を店員は紙袋に詰め、まさに僕に手渡そうとしていたその時!、舟は急に唐突に大声を張り上げ、「NO!六百ルピー!!OK???」
店員は首を横に振りNoの意思表示をしたのです。
「舟、もういいですよ。この人たちもお商売なのですから。八百ルピーでいいですよ」と言ったのです。この関西人の小生が、そういったのです。ところが、舟はあの性格です。「ダメ!!六百ルピーじゃないと買わないから!!」と突っ返したのです。
店員さんは苦笑いしながら「OK」と、首を横に振りました。

舟ですか?舟は買い物はせず、ひたすら食べまくっています。
  1. 2018/02/27(火) 20:31:21|
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インディア珍道中vol.1

親愛なる聡子へ。

聡子、元気に過ごしていますか?小生は今、遠く離れた印度の街、ボンベイへ来ています。
異国の地にあれば、ただ息を吸うだけでも新鮮で楽しくはあるのですが、さりとてただ道を歩むのみでも体は疲れ果て、安宿の粗末なベッドに横たわってみると、その安堵感から、ああ小生思いのほか気を張っていたのだなあと気付く有様です。

そうそう、今日はたいそう面白いことがありました。とはいえ、日本では珍しい象を見ただとか、野生の豹を見ただとか、さういった、いかにも異国の地にあるなと思はせる事柄ではないのです。いや、もしかしたら、それ以上に異国のこの印度でしかありえない面白いものを見たといえるかもしれない、面白いことがあったのです。

本日我々一行は、ボンベイの南の町に向けて印度国営鉄道に乗り込み向かったのです。
我々一行は、印度に慣れたものは一人もおらず、一人は印度どころか日本を離れたことすらほとんどない女が一名、そしてもう一人の連れ合いは聡子も知っているだろう、あの舟です。舟は、印度にはツアー旅行で一度きり、しかも20年は前に一度来たことがあるらしい舟と、そして辛らうじて昨年印度に十年ぶりのワイキキの海岸以来の海外旅行旅したといふ小生ただ三名でした。

我々一行は、おそらく大変緊張した面持ちで車内に立ち尽くしていたのだらうと思います。それはそれは面白い光景であったのではなからうか、と思います。
もし、その光景を聡子が見たとしたならば、おなかがよじれるほど笑ったことだらうと思います。
我々は、あたかも印度に、鉄道に慣れた一行であるかのやうにつんとすましこんで、鉄道に乗り込んでいると、少なくとも周りにはそう見えるようにふるまっていたつもりでした。しかし周りの印度人の乗客は気を使ってくれ、どこまで行くのだい?まだ大丈夫、次の次の駅だからね、と、その車両の人々ほとんどすべての人々が、我々に気を使って親切にしてもらっていたのだから。
そして我々は慣れない英語と聞き取りづらい印度人の話す英語と、まったく意味の分からない印度の言葉に対して、ただ笑顔でうなずいていただけなのだから。

印度では電車が正確に止まるまで乗客は乗り降りを待つ、という、日本では当たり前のことが全く当たり前ではないのですよ。
電車が止まる前から電車から飛び降り、走り始めていてもまだ飛び乗ってくることが日常なのです。
舟はどうしてもそんな電車から飛び降りてみたいといひました。我々はやめておいたほうがいいよ、慣れない我々はそんな危ないことをするべきではない、小生はそう諭したのです。しかし舟はあの性格です。私は電車から飛び降りてみる、と終着駅のチャーチゲイトの駅の構内に電車が入るとほぼ同時に、えいや、といわんばかりの勢いで、電車から飛び降りたのです。

電車は止まろうとしているには間違いはないのですが、まだかなりの速度で構内を走行中で、いわずもがな、舟は、飛び降り、着地すると思わせると同時に、すってんころり、と、本当に文字通り、すってんころり、と、転び果てたのです。
小生ともう一人の女は顔を見合わせ、大笑いしました。
転び果てた舟も、顔を全部真っ赤にしながら、起き上がり、まだ止まらぬ電車に乗っている我々を追いかけ走り始めたのです。
これには周りの印度の人々も、唖然とした表情で、この光景を見守るしかなかったのです。

ある意味、印度象を見るよりも、豹を見るよりも、電車から転がり落ちる人間を見ることは珍しく、日本ではまず見ることのできない、いや、印度でもまず見ることのできない面白おかしな光景であったのです。

幸いにも転がり落ちた舟は、大きなケガもなく無事息災でした。無事息災であったからこそ、笑い話になっていたのですが、もしこれで大けがでもしていたら、笑っていられるどころではなく、今君にこうしてのんびりと宿の机で手紙をしたためることはなかったこととおもいます。

聡子が元気ならば、君もつれてボンベイへ来たかった。君は無理にでも来ようとした。しかし肺の病は安静が何よりも大事だと安斎先生もおっしゃった。君は今は身体を治癒することだけを考えなさい。治ったら一緒に、今度は二人きりでボンベイに行こう。

お土産は君の大好きなCeylonの紅茶をもう買ってありますから。

書きたいことは山あれど、小生眠くなって参りました。
このあたりで筆をおかせてください。
おやすみなさい。
  1. 2018/02/27(火) 18:21:49|
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3月スケジュールとトリオのツアースケジュール

3/6(火)神保町 楽屋 助川太郎gt、芳垣安洋ds、中村真 「ブラジルの肖像画」発売記念ライブ

赤田晃一as、助川太郎gt、大村亘ds、中村真 完全即興関東ツアー
3/9(金)横浜 エアジン 
3/10(土)上尾 プラスイレブン
3/11(日)甲府 桜座
3/12(月)高崎 サンガム
3/13(火)熊谷 space1497


3/17(土)表参道 ZIMAZINE Shoketta(vo)、中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds
3/20(火)三鷹 ウナマス 中村真、中村新太郎b duo
3/24(土)吉祥寺 ストリングス 東海林美乃梨vo、中村真 duo
3/30(日)上尾 プラスイレブン 長嶋百合子vo、中村真 duo

中村真トリオ spring tour2018


3/31(土)南与野 Jazzmal
http://saxyuq.com/jazzmal/index.html
埼玉県さいたま市中央区鈴谷2-781-2
電話 & FAX : 048-749-1233

4/1(日)岐阜 アイランドカフェ
http://gifu-islandcafe.com/
岐阜市北島5-3-5
TEL.058-213-7505

4/2(月)4月2日 リスニングルーム「響」
Trio with 木原鮎子(vo)
大津市浜大津1丁目3-32 スカイプラザ浜大津6F
問:kihara@ayukojazz.com

4/3(火)松坂 サライ
http://www.0598-21-3130.com/
三重県松阪市日野町604サニービル2F TEL:0598-21-3130

4/4(水)梅田 Royal Horse
http://www.royal-horse.jp/
大阪市北区兎我野町15-13 ミユキビル1階
TEL: 06-6312-8958 / 06-6312-8959  FAX:06-6312-2991

4/5(木)京都 Bonds Rosary
https://bondsrosary.com/
京都府京都市東山区廿一軒町236 鴨東ビル3F
075-285-2859

4/6(金)武生 Rugtime Classics
http://ragtime.maplemix.com/
福井県越前市幸町4-7
0778-21-3791

4/7(土)白山 松雲寺(くらうど)
石川県白山市美川新町ル88番地
076-278-2930

4/8(日)入善 Time
https://www.jazztime.info/
富山県 下新川郡 入善町入膳5230-1
電話番号 0765-72-0051

4/9(月)新発田 Bird
http://jazz-bird.com/
新潟県新発田市大手町1-11-2
0254-22-2959

4/10(火)高畠 ちゅうしん蔵
山形県東置賜郡高畠町大字高畠640
09089246460(大浦)

4/11(水)福島 Music Bar Harvest
http://musicbar-harvest.moo.jp/wp/
福島県福島市置賜町8-15
ピア21ビル 4F
024-556-1161

4/12(木)黒磯 割烹石山敷地内教会 
栃木県那須塩原市本町5-5
090-9381-4878(福島)

4/16(月)吉祥寺 サムタイム
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-31 B1F    
0422-21-6336


中村真、中村新太郎b、大村亘ds
  1. 2018/02/09(金) 12:03:56|
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キャンプお礼公演終わりました。

昨日はMC個人協賛者に対するお礼公演でした。
公私ともに親しくさせてもらっている東川口のu3chiでの公演。
招待者の一人だけ、急用でこれなくなったけれども、その他の人は皆来てくれました。
キャンプ参加者も1/3ぐらいの人は来てくれました。

にはたづみプロジェクトの理念の一つでもある、「贈与主義」。
誰かが誰かに何かを与える、その与えられた誰かは誰かに何かを与える。贈与の輪廻が世の中を巡る。そんな21世紀を提案したい。また、それに対して小なりといえ、行動していく。
他の講師はともかく、少なくとも僕は大した人間ではないが、それでも自らの貧弱な知性や経験を振り絞って、誰かに何かを伝える。
僕たちが誰かに何かを伝えたい、そう思ってもその場を作ることは一人ではできない。
その場を作るためにキャンプの運営スタッフは、自分の時間や労力をキャンプの為にプレゼントしてくれるのだ。
学びの森のスタッフの皆様も、可能な限りの知恵を絞って我々のキャンプ開催を応援してくれる。
そして、そのような動きを見て、しかし経済的に困窮している我々を見て、賛同してくれた人々が、金銭を贈与してくれた。

そしてそうやって生み出されたキャンプを参加者たちは、限りなく安価に参加することが出来る。

世の中の変革は、必ずしも善意によるものではない。むしろ、滅びゆく前システムが、おのずと変革を生み出す。

しかし、昨日の一日は、善意の集合体としての一日であったと思う。

誰かの為に、手弁当で何かをした人々が集った一日だった。


たまたま僕の誕生日であった。皆が本当に祝ってくれた。
近年で最もうれしかった誕生日だった。

協賛者の皆さん、上野家、ノーギャラでやってくれた講師の皆様方、参加者のみんな、ありがとう。

今年のキャンプも、フルスロットルで行くで!!
  1. 2018/01/15(月) 14:49:16|
  2. 徒然と
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あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
師走のごたごたから、新年にかけて、ずーっと何かの料理を作り続けていました。
おかげさまで新年明けた感に大変乏しい新年となっております。

今年の抱負というのは特にありません。
いつも通り自分の進むべき道を一歩一歩丁寧に進んでいくのみです。

趣味の分野では、小麦粉を使った料理、点心のようなものや、うどんにチャレンジしてみたいと思っています。またインド料理も極めて行けたらと思っています。

私生活的には、埼玉の田舎のほうに引っ越せたらいいなと思っています。
ピアノを思いっきり弾くことができる家に越したい。

今のマンションには10年住みました。
様々な思いが去来するマンションですが、そろそろ動いてみてもいいなと思っています。


今年も皆さま、よろしくお願いいたします。
  1. 2018/01/09(火) 14:23:33|
  2. 徒然と
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来年のスケジュール

1/12(金)大泉学園 inF IZAURA(vo)、木川保奈美perc.、中村真
1/21(日)中野 ぴぐのうず 中村真トリオ with 小西遼ts 落合康介b、大村亘ds
1/26(金)上尾 プラスイレブン 中村真、太田朱美fl duo
2/4(日昼)蕨 アワデライト 中村真pf、川村健pf、アコーディナ duo
2/5(月)北千住 バードランド 中村真トリオ、中村新太郎b、木村紘ds
2/6(火)博多 ニューコンボ 原田迅明dsトリオ、丹羽肇b、中村真
2/7(水)熊本 酔ing 中村真 ソロ
2/11(日)宮崎 音 中村真 ソロ
2/12(月)宮崎 ポレポレ 宮園昌彦dsトリオ 中村真、
2/14(水)中野 ぴぐのうず 中村真トリオ、落合康介b、峯麻衣子ds
2/15(木)三鷹 ウナマス 中村真、土井徳浩cl、宮木謙介bs 2/17(土)伊豆 ブリーズvo、中村真トリオ、中村新太郎b、木村紘ds

2/21(水)上尾 プラスイレブン 中村真、橋爪亮督tsDuo

  1. 2017/12/28(木) 17:01:07|
  2. ライブの事
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僕にとっての2017年

君の中の悲しみや苦しみは、音楽の中で燃焼したらいいじゃないか。
そして君は人生の次の小節へと進んでいけばよいのさ、インドの不思議な人は、そういった。

あらゆる扉が閉じている。必死に扉を開けようとした。
時には外から鍵を開けてもらい、時には自分で体当たりして扉を壊し、開け続けた。

八方塞がりの一年。
あらゆる人々の助けを借りた、あらゆる人々が助けの手を差し伸べてくれた。
あらゆる人々に迷惑をかけた。それでも僕を見捨てずにいてくれたみんな。
感謝の気持ちしかない。


音楽と自分以外何物も存在しない、あの境地。
心の中の本当の底まで深化した。そして浮上してくるにつれ、我に返る。オーケストラの存在、指揮者の存在、聴衆の存在。燃焼し尽くした先に存在する、本当の無我の境地。

打ち破る扉は自分の心の扉だったのかもしれない。
扉は閉じてはいないのだ。閉じているように、感じていただけなんだ。
でなければ、僕は今ここに立っていることはないはずだから。

僕は次の小節へと進む。人生の次の小節へ、
  1. 2017/12/22(金) 14:26:38|
  2. 徒然と
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11月、12月スケジュール

11/1(水)那覇 パーカーズムード Shoketta(vo)、中村真Duo
11/2(木)那覇 パーカーズムード Chiaki vo、中村真Duo
11/3(金)那覇 パーカーズムード 清水よう子vo、中村真Duo

11/4(土)那覇 パーカーズムード 城間巧介gt、中村真

山中一毅asジャ"パンツ"アー2017
11/7tue.~17fri.
山中一毅as、中村真、中村新太郎b、大村亘ds

7(火)静岡 ライフタイム
8(水)名古屋 ミスターケニーズ
9(木)京都 ルクラブジャズ
10(金)梅田 ジャズオントップ
11(土)奈良 ブルーノート
12(日)高岡 カサデラムジカ
13(月)金沢 もっきりや
14(火)新潟 フラッシュ
15(水)桐生 ヴィレッジ
16(木)蕨 アワデライト
17(金)吉祥寺 サムタイム

11/19(日昼)神戸 オールウェイズ 広瀬未来tp、中村真Duo
11/21(火)京都 ルクラブジャズ 木原鮎子vo、中村真Duo
11/22(水)テイク5 助川太郎gt、中村真Duo
11/23(木)甲南山手 gallery zing 升本しのぶ vo、中村真Duo
11/24(金)甲南山手 gallery zink 中村真ソロ
11/26(土)豊中 我巣灯 中村真トリオ、むねたけまさひろb、大森季斗史ds
11/30(木)上尾 プラスイレブン 中村真、落合康助b Duo

12/2(土)中野 ピグノウズ セッションホスト
12/5(火)上尾 プラスイレブン 長島百合子vo、中村真 Duo

僕のミスで出演なくなりました。ライブ自体は開催しますがピアニストが変わります。


中村真トリオ 東北ツアー 中村新太郎b、大村亘ds
12/7(木)桐生 ヴィレッジ
12/8(金)山形 ノイジーダック
12/9(土)登米 麺屋文佐
12/10(日)秋田 J‘s cafe
12/11(月)盛岡 スペイン倶楽部
12/12(火)仙台 ジャズミーブルースノラ 中村真トリオwith 沢野源裕tp
12/13(水)長井 ウォームストーン
12/14(木)吉祥寺 サムタイム with 石崎忍as
12/22(金)上尾 プラスイレブン

12/24(日)中野 ピグノウズ 中村真ソロ
12/26(木)三鷹 ウナマス 中村真、寺井雄一ts、清水昭好b
12/28(木)中野 ピグノウズ 中村真トリオ、落合康介b、大村亘ds with 佐瀬悠輔tp

  1. 2017/10/29(日) 20:41:20|
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魚津ミュージックキャンプ2017、終わりました!!

魚津ミュージックキャンプ2017 無事終えることが出来ました。

2006年、自転車ソロピアノツアーを行う中、たまたま知り合った中津江公民館長大沢氏の招きで、中津江公民館での臨時のソロピアノ開催をしたことが、一つのきっかけとなり、自然発生的に始まったミュージックキャンプの流れ。
紆余曲折がありました。
キャンプが始まったとき、僕はキャンプ5年の計を立てました。
種をまき、芽が出て、育ち、実り、収穫する五年。
実際には二年目で早くも頓挫します。

伝説の中津江の2年目のキャンプを経て(youtubeで中津江ミュージックキャンプで検索かけるとたくさん出てきます。)、3年目へのステップへの計画の段階で頓挫したキャンプ。
キャンプを救うために、わざわざ上野賢治と千紘と中津江まで行ったのですが、幻の三年目は永久に繰り越しとなりました。

三年目、キャンプは金沢へ移りました。湯涌創作の森に宿泊し、上野賢治の自宅でもあった「蛍庵」でのコンサートを開催した本当の手作りのキャンプ。ゼロから、いや文字通りマイナスからの出発でした。
僕の、キャンプに対する気持ちを、賢治は情を持って汲んでくれたのだよ。そう当時の僕の参謀だった川本は僕に語った。賢治からの僕への「贈与」であったキャンプ。本当の手弁当、完全赤字のキャンプだった。
この三年目のキャンプの開催を、魚津学びの森で行おうとアイデアがありました。中津江が終わった後、僕は魚津まで出向いて話し合いました。が、当時の僕の実力では、開催は不可能でした。その期はいつか来るだろう、そう思ってはいました。その日が来るのを、静かに待とうと思いました。


キャンプは四年目、金沢市民芸術村のアートディレクターに就任した上野賢治のお陰で、市民芸術村のホールを使ったものになりました。
市民芸術村の公演のためのリハーサルという名目で、湯涌創作の森が無料で使えたのです。
竹澤悦子、芳垣安洋、等の特別講師を招いての開催。


キャンプ六年目、その年度末を持って賢治がアートディレクターを退任することが決まっていた。
キャンプが終わったその足で僕は再び魚津に出向いた。
金沢での4年間で、蓄えた力で、魚津での開催を、心の中で温め続けてきた、魚津での開催を目論むため、打ち合わせのために魚津に行きました。
学びの森は、僕が来たときに、「あ、やってきたな」そう思ったと言いました。
機が熟したのをお互いに感じ取ったのです。

キャンプ七年目、魚津での最初のキャンプの日々が始まりました。
僕と上野賢治以外に、助川太郎を招聘し、開催しました。
思考錯誤での開催です。助川にも、満足にギャラを出せない可能性と、しかしそれだけでない精神的な価値を必ず講師である助川にも持って帰ってもらえるであろう事を約束しました。
助川はその想いに応えてくれました。

翌年、あらゆる助成に落選したにも関わらず、講師を更に増やすという暴挙に出ました。
中村新太郎、大村亘を加えての手厚い講師陣。
同じく手弁当を覚悟してもらっての、開催。僕自身は謝礼を受け取らない覚悟で臨んだキャンプでした。
しかしキャンプは例年よりも充実したものとなりました。参加者同士の交流が最も密になったキャンプなのではないかな、そう思いました。2年目の中津江を凌駕する勢いのキャンプ。

そして今年のキャンプへと繋がっていきます。

毎年色々な動きが自発的に生まれてきます。
僕はそういう動きを、なるべく大切にしつつ、ほんの少し是正していく。
何もしない。起こってくる動きに対してほとんど手を加えない、というのが僕の一つの哲学です。
サボっているのではない。何もしない事が最も力技である場合も多い。
そして、そういった自主的な動きをキャッチし、そして参画して、参加者は何かを得て帰っていく。
9年間やってきて、ようやくそういった動きが、スムーズになっていった。
僕たち講師の「想い」を参加者に伝えていくことが、スムーズになってきた。
毎年、ドラマが起こります。善悪美醜のドラマが起こる。
誰かが泣く。悔しくて泣く。うれしくて泣く。
誰かが怒る。誰かを叱る。朋子が切れる。(笑)
真剣なセッションが終わった後の飲み会では、ひたすら笑い。
本当に馬鹿みたいな飲み会。

どれほど馬鹿なことに真剣になれるか。それはもしかしたら最もアーティストに必要な要素かもしれない。

参加者、スタッフ、講師関係なく、手作りで、キャンプそれ自体を、皆が、創作の一端を担う。
与えられたものを、求めるという、一方通行でない学びの循環が、9年の月日を経てスムーズになってきた。


来年は10周年。
僕が提唱してきたものが、一つの形として実を結ぶ、5年の計は、10年に延びました。

企業の助成のみならず、個人の協賛金を募ったところ、ぼくたちのプロジェクトの理念に賛同するたくさんの人々からの、気持ちを頂きました。
お陰さまで運営の上での経済的な困窮から来る精神的な「切迫感」から解放された開催をすることが、はじめて出来たキャンプでもありました。
お金は、ぼくは気持であると思っています。
スタッフの労働は、気持ちです。いいキャンプを参加者の皆に、贈与したい。その気持ちの表れだと思う。
僕たちの提唱する、贈与主義の伝播、それは、少しずつ形になってきたように思います。

僕は、キャンプ内外を問わず、後輩たちに、僕を慕ってくれている人たちに、いや、そうでない人たちに対しても、僕は、これからも「なにか」を伝え続けるだろう。

そして、僕は、この社会に対して、小なりとはいえ、この好意の贈与の伝播を、打ち出して行きたい。


来年は10周年です。いよいよ収穫の時が来ました。

来年はさらに大きな絵を描いてみたいと思います。

最後に、一年を通じて自分の大切な時間を費やし、キャンプに尽力を注いでくれたイザウラはじめ運営スタッフのみんな、自分の大切な知性を惜しみなく皆に伝達してくれる講師の皆さま、あの手この手を尽くして、我々のキャンプの開催に尽力くださる、山田さんはじめ学びの森の皆様、朝日新聞、JPホームはじめ協賛してくださった企業の皆様、個人協賛くださった皆様方、そして、色んなものを学びとっていってくれた、参加者のみんな、本当にありがとうございました。


全弾打ちつくして放心状態です。
でも、心は晴やかで、さわやかな気持ちでいっぱいです。


ありがとうございます。

また来年。会いましょう!!


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  1. 2017/09/26(火) 22:22:58|
  2. にはたづみプロジェクト
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魚津ミュージックキャンプ2017いよいよ始まります。

いよいよこの季節が来ました。

ミュージックキャンプ。鬼のようにしんどい一週間がやってきます。

にはたづみプロジェクトと銘打って、僕と僕の理念に共感する仲間と作ってきた芸術プロジェクトは、あらゆる意味での贈与主義のシステムを提唱しようとしています。
贈与主義とは、資本主義的なプロフィットを追い求めるのではなく、誰かに何かを与える、与えられた誰かは又誰かに贈与する。そしてその贈与のバトンが、社会全体に行きわたり、与えあう世の中になればいいのに。そんな想いを、小なりとはいえ我々のプロジェクトは社会に提唱しています。

僕が考える贈与の、最も重要なものは、知性の贈与だと思っています。
この先の未来を変えていくのは、一人一人の知性だと思う。
僕はそういう意味でも、自分自身小なりとはいえ、それなりに培ってきた、自らの確信する価値観を、共に学ぶ、学ぼうとする人たちに、惜しみなく分け与えたい。

知性とは、単純なる知識ではない。考える力こそ知性です。

このキャンプは、あらゆる意味での贈与主義により成り立っている。
企業からの金銭的な贈与は勿論のこと、このキャンプを成立させるために少なからず労力を割いてくれている運営委員会のスタッフの労働の贈与、共催する学びの森も、あらゆる手だてを尽くして我々の開催を助けてくれている。
安価な参加費により、大した謝礼を払えるわけではない。だけど、あらゆる仕事をあけてキャンプの為に、時間と、そして何よりもその知性を与えてくれる、招聘した講師の気持ち。

あらゆる、善意の贈与の集合体が、このキャンプなのです。

僕は、自分に出しうるあらゆる弾を撃ち尽くす。毎年、そうやって誰かに、大切な何か、魂を、伝達しているのです。

ことしも参加者は多数に上ります。まだまだ参加は受け付けています。
是非とも一度参加してみてほしい。

共に学ぼう。涼しくなってきた秋口、熱い一週間を共に過ごそうではないか!

http://uozumusiccamp.wixsite.com/2017
  1. 2017/08/30(水) 17:13:26|
  2. にはたづみプロジェクト
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湯船で後頭部を押された。

実家のステンレスの湯船につかっていた。
厳密にいえば、つかっていたというよりは、少し湯船から洗い場のほうに頭を出すような格好で、つかっていた。
突然、何者かに後頭部を押し下げられた。脱衣所にとてつもない気配を感じる。
体が動かない、金縛りだ。解かなければならない。
少しだけ目を開けて解いた。

つまり僕は、金縛りの夢を見たのか、金縛りにあったのか、それすらも判別できない夢を見た。
金縛りにあったから目を開けなければならないと、認識していたという事は、夢を見ていることを認識していたという事だから。
  1. 2017/08/30(水) 10:37:10|
  2. 夢日記
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舌に腫瘍が出来た

気が付いたら、舌に大きな腫瘍が出来ていた。自分の舌の大きさよりも大きな腫瘍が出来ていた。
食べるのは勿論、しゃべることも困難なほどの、大きな腫瘍。
痛みは特にない。だけど当然ながら、不快感はとてつもない。
また、とんでもない病気の前触れかもしれない。そう思うと不安感も高い。
「強引にちぎっちゃえばいいんだよ」人にはそういわれた。
そうはいっても強引にちぎったら出血もひどいだろうし第一恐怖心も強くある。
だけど、そーっと歯を使って、腫瘍を食いちぎろうとしてみた。
意外とちぎれそう。
「ちょっとトイレ」
トイレに行くふりをして、席を立ち、思いきって腫瘍をかみちぎってみた。
腫瘍は大した痛みもなくちぎれた。
大きな牛タンのステーキぐらいの大きさの腫瘍がとれた。
トイレのごみ箱にさりげなく吐き捨てた。
しかしまだ舌には小さな腫瘍の残りがあり、不快感は未だ残る。

というところで夢から覚めた。

夢占いするとどんなことを暗示しているのだろうか??
  1. 2017/08/27(日) 05:51:13|
  2. 夢日記
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八月、九月、十月ライブスケジュール

これから先のスケジュールです。

8/25(金)南与野 JAZZMAL 中村真、金子雄太org.、Duo

8/27(日昼)町田 Nica´s 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

8/30(水)三鷹 UNA MAS 中村真トリオ、落合康介b、木村紘ds

9/6(水)三鷹  UNA MAS  中村真、川村健(アコーディナ)Duo

9/8(金)中野 ぴぐのうず  中村真トリオ、落合康介b、大村亘ds ゲスト 中山拓海as

9/16(土)~9/23(日)魚津ミュージックキャンプ

9/27(水)上尾 プラスイレブン  中村真、石橋采佳tb Duo

10/1(日)東川口 u3chi 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/5(木)熊谷 space1497 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/10(火)三鷹 ウナマス 中村真、宮木謙介bs、片山士駿fl

10/11(水)南与野 Jazzmal 長島百合子vo、中村真

10/13(金)上尾 プラスイレブン

10/14(土)名古屋 barランプ  中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/15(日)甲南山手 garally zinc 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/16(月)和気 セレナ 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/17(火)岡山 インターリュード 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds ゲスト 遠藤マリvo

10/18(水)徳島 Jazz  cabin 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/19(木)香川 ソーナイス 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds 

10/20(金)松山 Y‘s cafe  中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/21(土) 広島 スピークロー 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/22(日)博多 バックステージ 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/23(月)宮崎 現代ホール 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/25(水) 熊本 酔ing 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

10/26(金)佐賀 ロックライド 中村真トリオ、中村新太郎b、大村亘ds

  1. 2017/08/22(火) 13:52:12|
  2. ライブの事
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NY旅vol.3

ジャズの演奏をいくつか聞きに行った。
色んな意味で興味深かったが、これはおったまげた、という演奏は一つもなかった。想像通り、という演奏がほとんどだった。
僕自身が、CDやら色んな媒体から音楽を、リアルに聞きとる力がもう既にあるからだと思う。
ただ、やはり生でないと体験できないものが、なかった訳ではない。
それはでも、聴覚的な体験、というよりは、もっと五感すべてから感じ取る、何か、だった。
もっと言うならば、アーティストの「人間」を見れた、感じた、と思う。

あらゆるライブハウスでの演奏が、ほぼ満員であったことに僕は感銘を受けた。
無論聞きに行った演奏家はほとんどが一流のプレイヤーばかりでしたが、相当マニアックな演奏をしているライブにもかかわらず、絶えず満員であった。
ジャズを聴く、ということ、が、NYと東京とでは、大きく違う意味の事柄なんだろうと思った。
根ざしている、とかいうレベルではない。それこそ、メトロポリタンが日常であるのと同じで、そういう事が日常なのだろう。
また、僕も含めてだけど、世界中からこの演奏を聴きに来ている人たちがいるのだろうな、という事も感じた。
東京のライブには、全国から人が来る事はあるけれども、全世界からわざわざ聞きに来るという事はほぼないだろう。
そういった意味で、本場を感じた。

ただ、本当の意味で、自由に演奏しているシーンはほとんど見られなかった。
リーダーの表現したい表現をサポートする、というシーンが大半だった。そういう意味ではつまらない演奏もたくさんあった。

スイングしている、とか、技術的に完璧であるとか、そういうのは当たり前の世界。
だけど、僕は、小さなライブハウスでの演奏ですら、ショービジネスの香りを感じなかった演奏はほとんどなかった。
ただそれは日本のちんけなそれとは少し違う。あるサックス奏者の演奏を聴いた。ジャズサックスというスタイルの中で、出来ないスタイルは何一つない、あらゆるスタイルと技巧の数々を聞かせてくれる。
サックスを使ったサーカスのような演奏。つまりエンターティメントだ。
そういった意味では、サックスマニアは大喜びだろう。

でも僕は一つも感動しなかったし、感心もしなかった。


本当の意味でいい演奏というのは、そう簡単に聞くこと触れることが出来ないものなのだろう。
むしろ逆に下手くそな日本人の若手の演奏を聴いているほうが感動することすらあるだろう。そう思った。




  1. 2017/08/18(金) 20:51:14|
  2. 2017,8.NY
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NY旅vol..2

仕方がないから、家でパスタを食べてから街へ繰り出すという日々を過ごしました。
ミネストローネスープと、ラタトゥイユ。大村君の提案で、ラタトゥイユというものを初めて作ってみましたが、簡単で美味しくて、大量に作れる。これはキャンプでも使える料理だ。
アメリカは野菜が美味しい。人生で何度もポトフを作ったが、アメリカでやると大抵美味しく出来る。驚きのおいしさ。オーガニックの基準が世界一厳しいらしいアメリカ。その反対にジャンクなものはとことんジャンクであるアメリカ。変な国。

美術館にはほぼ毎日通った。メトロポリタン、自然史博物館、MOMA。
NYは新しい街なのだが、建物は古い。歴史がはるかに古いはずの日本の建物は大抵新しい。
日本の古い建物は、木造が多い。だから長持ちしないのだろう。それに、日本は戦争で多くの街は全滅している。
木造建築は、コンクリートより長持ちするのでは?実際に法隆寺などでは今が一番強度が高く保っているではないか?という疑問を持つ人もいるだろうけど、そういう建物は、建材から何から何まで最高のものが使われ、最高の技法が用いられ、最高のメンテナンスを維持し続けているから持つのであり、一般の木造建築はそう長く持つものではない。

メトロポリタンも自然史博物館もその建物自体が素晴らしい。
そして、美術品の収集も、半端ない量と質である。
ヨーロッパの美術館や、中国の美術館に豊富な美術作品があるのはわかる。
だが、歴史も新しいアメリカの美術館にこれほどの収蔵物があることは、いかにアメリカが富める国であるかを如実に物語っているだろう。

あらゆる時代の、あらゆる場所のアートや、文化的価値のある物が集まっている。
1日ではとても回り切ることは出来ない。僕たちは結局メトロポリタンへは5回ぐらい行ったのではなかろうか。

MOMAにゴッホの絵があった。世界中を旅してきた絵。普通に触れる場所に展示してある。
さすがに絵の前には少しの人だかりが出来ていた。だが、おそらく絵はこう思っているだろう。
俺が世界を旅してきたときに出来る人だかりはこんなもんじゃないんだよ!!って(笑)

日本で僕はほとんど美術館に行かない。
特に東京では行かない。何故ならば、人が多すぎるから。
伊藤若冲5時間待ちとか、阿修羅3時間待ちとか、何考えているのだろう。
東京の美術展示は、上手くコマーシャルされて、ビジネスとして成り立たせている気がする。
チャラい宣伝文句などで、面白そう!!という感じで見に行く人々が多いのだろう。
ディズニーランドに行く感覚とそう変わらないメンタリティーで、美術を鑑賞していると思う。
表面上の感動を得るために行ってると思う。

僕は、美術作品は、日常的に眺めたいと思っている。
特別な目で美術作品に触れるのは、美術作品に対して、曇りの眼で見ているに等しい。
そういう意味では、NYの美術展示は、とても日常的であるように、そして見に来ている人々も日常的な感覚を持って見に来ている人が多いようにも感じた。
にしても、万博の民族学博物館的な、自然史博物館。規模もリアリティーも何もかも圧倒的にすごかった。民博はあれに比べたら子供だましだ。結構面白くてよく行くのだけどね。






  1. 2017/08/18(金) 18:55:46|
  2. 2017,8.NY
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NY旅vol.1

NYに行ってまいりました。2週間。仕事と仕事の打ち合わせを兼ねての見聞を広げる旅でした。
いつもの大村君との旅。NYには山中君がいます。山中亭に世話になりました。
20数年ぶりにNYに行って、僕は以前に行ったときに感じた楽しさと、もういいや、と思ったその想いと、両方をまた再び感じました。
感じ取ったものを言語化するのが難しいです。
が、少しずつ感じたことを書いていこうかなという気持ちになりました。

NYに僕程度の金銭しか持たずに、旅行することは不可能でしょう。マンハッタンのホテルに泊まるならば、おそらくは一泊200ドルはくだらないそうです。2週間の滞在ならば、宿代だけで、2400ドル、ざっと25万円のお金がかかる。
外食もありえないほど高い。メトロポリタンのカフェのショーもない、(おいしいけれども)サンドイッチが16ドル!!2000円弱の値段。

地下鉄も乗り放題とはいえ、初乗りが300円ぐらい。何をするのも高い!!

日本より安いものは、ビールぐらい。クアーズの一リットルの缶ビールばかり飲んでいました。

医療費も、くそ高いという話を聞きました。家賃もくそ高い。
山中君の住んでいるシェアハウスの家賃は、僕の家のローンよりはるかに高い。
僕の家のようなマンションに住もうと思ったら、マンハッタンでは家賃70万ぐらい払わなければ住めないそうです。狂ってるとしか言いようがない。

ところが、メトロポリタンや、自然史博物館、これらに対して僕が感じたことも多々ありますが、それはひとまず置き、たった1ドルの寄付金で入ることが出来る。
世界的に有名なギタリストのソロコンサートの入場料が20ドルで見れる。

そして、路上にたくさんいる、浮浪者に対して、お金を与える市民が結構な数いる。

日本ではありえない風景。

色んなことを感じずにはいれない町。NY。
また行きたいか?と問われると、行きたくないです。いや、20年ぐらいしてからまた行きたくなるかもしれない。
少なくとも、NYに移住して住みたいとは全く思わない。

  1. 2017/08/18(金) 18:29:03|
  2. 2017,8.NY
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ブラジルに伝わる小さな伝説のお話

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「このシャツのこの生き物の話をして。」
「いいよ。この生き物は、ポピーというんだ。ポピーの切ないお話をしてあげるね。」

僕は語り始めた。

このカナリアイエローのTシャツ。ご存知のようにTシャツには一つ一つストーリーがあります。
この話はブラジルのアマゾンの上流の話です。アマゾンの一つの小さな伝説のお話。

アマゾンの上流の小さな村に、ひと組の若い夫婦がいました。彼らはアマゾンの河の恵みを糧として生きるつつましやかな夫婦でした。

ある年子宝に恵まれました。かわいらしい女の子で、ポピーと名付けました。
珠のように可愛がりました。そして4年の月日が経ちました。ポピーは少し言葉を話すようになりました。
ある日夫婦は、初めてポピーをアマゾンの河に連れて行きました。マゾンの河は深く厳しい。でも河のほとりに住む者として、いつかは経験しなければならない。アマゾン河の儀式。
河にポピーを入れました。ポピーは恐る恐る河の中に向かって進んでいきます。

その時でした!!河がまるで真っ二つに割れたかのごとく水面に渦が起こったかと思うと、6メートルはあろうかと思われる、大きな鰐が、ポピーを一瞬にしてのみ込んだのです。
「ポピー!!」夫婦は叫びました。鰐を捕まえようと必死になりました。しかし、鰐はポピーをその口の中の頬袋に収めたまま、悠然と泳ぎ去りました。
鰐に連れ去られたのです。
その日から夫婦は、アマゾンを捜索しました。行けども行けどもしかし、ポピーを連れ去った鰐を見つけることは出来ませんでした。

夫婦は悲しみにくれました。来る日も来る日も悲しみにくれました。
しかし、生活のためには働かざるをえませんでした。でも、働く気力もわかなくなりました。

それから10年ほど経ちました。夫婦はアマゾンの上流でとれた魚を、下流にある大きな町、ポラレスで売って、そこで買ってきた織物などを自分の村に持ち帰って売る、という生活をしていました。

ポラレスの市場は、様々な果物や織物がそろい、お香のにおいや爆竹の音、行きかうリクシャのエンジンの匂い、貧しい人もとてつもない金持ちもいる、雑多な町でした。

夫婦はポラレスの市場を行きかう人たちが、今日は面白い旅芸人が来ていて、今から広場で芸を見せるという話を聞きました。
その芸を見に行くことにしました。

広場には大きな鰐のはく製が吊るされていて、その横には、肌が鰐の色になってしまった小さな女の子がいました。
鰐に育てられて、鰐のようになってしまった子供を見せものにしているという芸でした。

夫婦は、その子供を見ました。「ポピー!!!」
なんとその子供は、10年前に鰐に連れ去られたポピーでした。
見た目はすっかり変わってしまいました。鰐に育てられ、鰐のようにふるまいますが、まぎれもなくポピーであることを、夫婦は確信しました。
その芸人に事の顛末を話し、ポピーを返してくれるようお願いしましたが、芸人は首を縦には振りませんでした。
その鰐の子供の見世物で、芸人は生計を立てていたからです。
夫婦は、たくさんのお金を、芸人に払うことを約束し、ポピーを連れて帰りました。

小さな村に連れて帰られたポピーは、いつまでも人間の言葉を話すことが出来ませんでした。
そして、ポピーは、夫婦の事を両親だと理解することも出来ませんでした。
だけど、夫婦は、深い愛情を持って、ポピーに接し続けました。
長い年月がたち、ポピーは片言の人間の言葉を話せるようになり、そして、両親の愛情を感じることが出来るようになりました。
幼少の頃を鰐と過ごしたことにより、人並みに生活が出来る、というようにはなりませんでしたが、でも、ポピーと夫婦は、幸せに、仲睦まじく、暮らしていったという事です。
でもポピーの見た目だけは、うろこがついて緑色になったその見た目だけは、一生変わることはありませんでした。



「この話は、ブラジルの人たちならば、誰でも知っている、ポピーと夫婦の話、という話なんだよ。」
「そうなんだ、かわいそうだね、でも幸せなんだろうね。」
「ポピーが鰐と暮らしているときはどんな暮らしだったのだろうね?」
「鰐は優しくしてくれたのかな?」
「きっと優しくしてくれたのだろうね。鰐もかわいそうだね」

Tシャツの森は、小さな村の森、左端の赤いものは、ポピーが死ぬまで遊び続けたという小さな毬です。


という、お手々絵本でした。

作:中村 真
  1. 2017/07/29(土) 14:43:09|
  2. おてて絵本
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僕の未知のエナジー

今年上半期を終えました。

思えばこの半年間本当に色々なことがありました。
たくさんの、忙しい日々を過ごしました。トリオの大規模なツアーもありました。
僕は、たくさんの、悲しみを抱えつつ、たくさんの、悔しさを抱えつつ、たくさんの絶望を感じつつ、それらをこなしてきました。

ある人に、真さんはすごいよ、といわれました。真さんには未知のエナジーが備わっているのだね、と。

僕自身は、今思えば、苦しまなければならない苦しみの中に存在した訳ではない。
自分から不必要な苦しみの中に飛び込んでいってた、その事は今となってはよくわかります。

でも、自分自身があの途方もない苦しみの中ででも、少しずつ、音楽を進歩させ、仕事を進めていく、その精神力は未知なるエナジーだよ、と言われました。

僕は多くの人々の助けの中で生きてきました。
大村や、新太郎さんなどは最も身近で僕を見てきて、そして有形無形に限らず助けてくれました。
何よりも音楽で僕を支え続けてくれました。
プライベートな中でも本当にたくさんの人の助けを得て、人に迷惑をかけ続け、それで漸く立っていられる、いや立たせてもらっているだけの僕、に、何の精神力もあるものか、と僕は反論した。

今年は方位的にいえば僕は八法塞がりの年になります。方位除けはお願いしていって来てもらいお札はもらってきたものの、僕はやはり閉塞感を感じていた。
でもそんな中、インドに行き、ツアーを続け、沖縄にも行き、助川のレコーディングも企画し、そしてラプソディーに対して、自分が納得いくまで向き合い、自分の中の一つの殻を破ることが出来たと思う。その事は、僕が陥っていた八方塞がりを自ら打破したことになりはしないか?そう僕は感じています。どんなにどん底でも、どんなに人の助けを借りたとしても、僕は前に進んだ。前に進むことが出来た。その事を、その人は未知なるエナジーといったのだと思う。

この上半期を終え、僕は新たなる自分への旅に旅立つことになりそうです。
現実に、8月はニューヨークに演奏を兼ねて行ってきます。
何か新しい事が起こるに違いない。そして、9月にミュージックキャンプ。10月もまたトリオのツアーです。そして、11月には今回ニューヨークに行く目的の一つでもある山中一毅君と、僕のトリオとのツアーもあります。
僕にとって色々な大きな仕事がたくさんあります。
僕はそれらに全力で向かう事により、新たに自分を深化させていくのだろう。

未来に存在する、善悪美醜の事柄は、僕を喜びに顫わせ、そして苦痛のどん底にたたき落とし、そして、それでも又僕を前へ推し進めるのだろう。
それが僕の未知なるエナジーなのだろう。
その宿命は受け入れなければならないだろうな。





  1. 2017/07/28(金) 14:19:14|
  2. 徒然と
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ラプソディーインブルーのコンサートを終えて。

ラプソディーインブルーの演奏が終わりました。
この仕事をただの仕事として捉えるのではなく、僕にとっての新たなる挑戦であるととらえ、取り組んできました。僕にとってはこのシンフォニーが、堺フィルであろうが、ウイーンフィルであろうが、同じ取り組みをしたと思います。そういった外的な要素は僕にとっては関係がない事です。
僕はこの作品に対して、どれだけ深化したところで即興を紡ぐことが出来るか?という事をテーマにしてきました。
表面で曲を解釈したり、適当にアレンジを施して、それに対してのアドリブソロをとる、という感覚ではなく、僕の中に、ガーシュインの、ラプソディーインブルーを、本当の意味で落とし込んで、それをお腹の中に抱え、自然に発生してくる音を紡ぐ。そうありたいと思い、この半年取り組んできました。
本番一週間前のオケとのリハの段階では、まだ僕は表層の中にいました。
ラプソディーインブルーは僕の左脳の中にいました。左脳コンピューターは、失速し、音楽を見失っていました。
一週間かけて、僕は少しずつ、蓄積したラプソディインブルーを、右脳へお引っ越しさせていきました。

前日のリハ、当日のゲネ、全ての時の僕の意識は変化していきました。
当日のゲネを終えた段階で、僕は完全に右脳的に、感覚としてラプソディーインブルーを捉えることが出来たと確信しました。

本番、カデンツが始まりました。
曲が進み、幾つめかのカデンツの時に、存在しているのは、僕と音楽だけである、との事に気付きました。満員の聴衆、オーケストラのメンバー、指揮者、存在していなかった。
存在しているのは、僕と僕の奏でる音楽だけだった。
深く、深く、自分の意識の中にダイビングしていった。そして、そこには、静かな、静かな自分の意識との対話しか存在しなかった。
いや、実はその事に気付いていなかった。
カデンツが終わりに近づくにつれ、深い意識のそこから浮上し来る、すると少しずつ、オーケストラが、井村君が、聴衆が意識されてきて、海面に浮かびあがる。井村が棒を振り、オーケストラが起動する。その時初めて、僕は、本当の意味での、深い意識の底に潜り、そこで自己との対話をしていたことに気付いた。
何も考えていない。音楽に対してのこざかしい気持ちも、ちょっとした虚栄心や、恐怖も、一切の音楽的でない、意識がそぎ取られた、深海へ潜っていたことに気付いた。音楽と、それに向き合う自分しか存在しない空間にいた。

オーケストラや曲、聴衆を無視していて、利己的に演奏していた、そんな風にとらえられる発言かもしれない。そうではない。そんな次元ではない、本当の意味で、自分を見れた。新しい自分の意識を開拓した。

作り出された音楽が、他人から見てどう見えたか、どう感じたか、どう評価されたか、その事も僕にとっては気にならないわけではない。だけど、この演奏に関して、僕は、誰が何と言おうと、自分が到達した境地の値打ちを自分で感じ取る。
演奏が酷評されたとしても、それは僕には関係がない事です。
自分が真剣に向き合ったこと、それに対しての、したたかな手ごたえを感じ取ることが出来た。
とてつもない財産を手にしたと思います。
音楽の完成度ではなく、僕は100%の満足を感じています。

僕は、真剣に音楽に向き合ってきて、本当によかったと思います。

こうやって自分に向き合える機会を与えてくれた、同級生の井村君、そしてそれを是としてくれた堺フィルの皆様、そして来てくれたたくさんのお客様たちに、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。


  1. 2017/07/24(月) 20:57:22|
  2. 徒然と
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物事に対するチャレンジ

ガーシュインのラプソディーインブルーのオファーが来たときに、とてもうれしいと思った反面、大変だろうなと思った。
全てのカデンツを即興でやること、軽くアレンジを施す、という程度ならだれでもやっていることだろうが、全カデンツを完全即興で、ソロでやるのは、世界でもそう沢山の人がやっていることではないだろう。
頂いた仕事を、仕事としてこなすだけであれば、何てことないこと。
だが僕にとってこの、ラプソディーインブルーに取り組むという作業は、また新たな自分の越えなければならない、与えられたオーバーハングとして捉えてた。


思えば僕は人生の選択肢において、必ずリスクのある方向を選んできたような気がする。
ほとんど誰もやったことのない冒険を選んで生きてきたような気がする。
自転車でのツアーなどやる前は誰もが馬鹿なのではないか?そう思っただろう。
新太郎さんとのほぼ成功率3割のトリオを、お客さんにほぼ見はなされながら、店にももうちょっとわかりやすい音楽をやってください、と言われながらも、ずっとひたすら即興にこだわり続けてきたトリオも今ではそれなりのポピュラリティーすらあるだろう。
ソロも、ひたすらリスクのあるやり方を続けてきた。スタンダードをひたすら即興的に取り組んだ時期もある。完全即興でのコンサートを続けてきた。それも都内ならばわかるが、地方都市での完全即興はリスキーだった。本当の意味で自分を解放できていなければ、絶対に伝わらない。
それらを乗り越えた後は、スタンダードをただシンプルに歌い上げる、という、その時の僕にとって最も難しいやり方でのソロにチャレンジしてみた。

音楽というワールドを冒険すること。それは相対的な意味合いにおける冒険ではなく、僕自身にとっての冒険。
他人から見たら、冒険に見えないかもしれない。無謀に見えるかもしれない。愚かに見えるかもしれない。
だけど、僕にとってはそれらは冒険なのだ。

冒険の目的は結果ではない。それに向き合ったか否か、本気で取り組んだかどうか、が全てだ。


例えばだけど、カデンツの途中、この調に転調してしまったら、もう戻ってこれなくなるかもしれない、でも行ってみたい、と思う瞬間、僕は本番でも迷わずその調に転調するだろう。結果破綻した音楽になったとしても、僕はその選択を選ぶ。
無論僕は、プロのピアニストだ。僕の選択はただの無茶な選択ではない。
僕の選択する、チャレンジ、なのだ。僕の選択による破綻すらアートたりえるという矜持の元、チャレンジするのだ。

誰にとっても、アーティスト以外にとっても、日常の生活の中にもチャレンジの機会はある。ただ、その事に気付いていない。
チャレンジは作れる。
その事に気づくことが、気付けることが、もしかしたら感受性なのかもしれない。

とにかく、新しいチャレンジの機会を楽しみにしたいと思っている。
  1. 2017/07/19(水) 14:09:34|
  2. 徒然と
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